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食欲がない時に!料理でできる食欲アップ術

  • 2015.8.12
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暑い日が続くと、食欲がダウンしがちです。そのまま夏バテに陥らないようにするためには、食事の工夫が大切です。昔ながらの知恵や暑い国ならではの食事などをヒントに、食欲を取り戻すテクニックをご紹介します。

 

食欲を取り戻すテクニック5つ

1.酸味を活用する

かんきつ類や、梅干しの酸味成分である「クエン酸」は食欲を増進させ、疲労回復効果があります。なかでも梅干しは、防腐作用もあり、夏にぴったりの食材です。
たとえば、刻んだ梅干しとお米を一緒に炊いて梅ご飯にしてみましょう。ほんのりとしたピンク色が美しく、梅干しの爽やかな香りが食欲を回復させてくれます。

 

2.ネバネバ食品を利用する

ネバネバ食品とは、文字通りネバネバと糸を引く食品で、山芋・オクラ・モロヘイヤ・めかぶ・納豆・なめこなどが代表的です。これらに含まれるネバネバ成分は「ムチン」といい、胃腸などの粘膜の保護をしてくれます。また、タンパク質の消化吸収をスムーズにして疲労の回復を助ける作用があり、暑さで疲れたカラダにぴったりの食材です。
簡単に「ムチン」をとるには、ネバネバ食品を細かく刻んで冷や奴のトッピングにしたり、納豆とオクラを和えたりするのがおすすめです。ただし、「ムチン」は熱に弱い性質があるので、オクラやモロヘイヤの加熱はさっと短時間にし、できるだけ生に近い状態で食べるのがベストです。

 

3.香辛料を使う

暑い国の料理は、香辛料やスパイスを使った辛いものが多くみられます。実は、辛いものを食べたときの汗には、体内の熱を放出し、ほてりを鎮める作用があります。
また、香辛料の香りは食欲を増進させ、胃腸のはたらきを活発にします。
たとえば、野菜炒めにカレー粉・唐辛子・にんにくなどの香辛料を加えてみるのもおすすめです。

 

4.フレッシュなハーブを使う

夏が旬のバジルは、ビタミンA(β-カロテン)が豊富で、その香りには食欲を増進させる作用があります。一度にたくさん食べるものではありませんが、パスタやサラダに加えたりなどアレンジすると色々な料理で活躍します。
また、フレッシュなミントを使ったホットミントティーをとり入れて、爽やかさを楽しむのもおすすめです。ジュースや清涼飲料水の飲み過ぎによるカラダの冷えを防ぐことができますよ。

 

5.盛り付けを涼やかにする

茶道では「夏はいかにも涼しきよう、冬にはいかにも暖かきよう」との言葉がありますが、この考え方を盛り付けにも当てはめてみるのも一つの方法。
例えば、お刺身や野菜スティックは、ガラスの器に氷をあしらって盛り付けたり、竹の器を使ってそうめんを盛り付けたりすると、目にも涼しげな食卓が演出できます。

 

夏バテかな?と思ったら、消化を助け、食欲をアップさせてくれる食べ物を選んでみてくださいね。カラダが冷えないよう、温かいものを意識して食べることも大切です。 

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