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バームさえあれば全身保湿ができる! ミニマムケアでクリーンビューティを叶えよう

  • 2022.1.7
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3つの合成写真のトップ画像

さまざまな地球環境問題の解決が課題となっている今、人や環境にやさしいコスメを使って美しくなろうとする、クリーンビューティの考え方が支持されています。毎日の肌ケアにとり入れられる、クリーンビューティコスメで、身近なことから地球環境保護に貢献してみませんか? おすすめの保湿アイテムやその使い方をご紹介します。

肌ケアアイテムをミニマムにすると地球環境保護につながる?!

今、美容業界で注目されている「クリーンビューティ」は、人にも環境にもやさしいコスメで美しさを実現しようという考え方です。人にやさしい自然由来成分の配合にこだわり、容器包装にエコ素材を使用するなど、クリーンビューティを重視した商品作りを行うメーカーがどんどん増えてきています。新しいコスメを買うときには、こうした人や環境に配慮された商品を選んでみるといいですね!

また、毎日の肌ケアでコスメを使う際にも、地球環境保護につながるような工夫ができます。今回ご紹介するのは、使うコスメアイテムの数をなるべく減らして、ミニマムケアにする方法です。

今、廃棄されるゴミやプラスチックの量が増え、海洋汚染をはじめとした環境負荷になっていることは、よく知られていますね。毎日使うコスメの数を減らすと、コスメを使ったあとに出るゴミや、容器や包装に使われるプラスチックの使用量などを減らすことにつながるのです。

ふだんの肌ケアでは、顔用の保湿クリーム、ボディクリーム、髪の保湿剤、ハンドクリームにリップクリームなど、それぞれの部位に別々のアイテムを使う人が多いと思いますが、なるべく1つのアイテムに集約して全身の保湿をしてみるのはいかがでしょうか。

ミニマムケアをするのにおすすめの保湿アイテムは「バーム」です。オイル成分が多いので、乳液やクリームよりもうるおいを密閉する効果が高く、顔や体の肌だけでなく、髪や唇など、全身の乾燥対策にもぴったりのコスメです。

バームは使い方も簡単で、しっかりとした保湿ケアができるので、お手入れのラクさにハマってしまうかも?! 誰でもすぐにとり入れやすいおすすめのバームと、その使い心地をご紹介します。

1.ドクターブロナー オーガニックバーム

ドクターブロナー画像

1858年から続くソープメーカーであるドクターブロナーは、カラフルなラベルが印象的なマジックソープというアイテムが有名ですが、ほかにオーガニックバームも人気となっています。製品作りのこだわりとして、数種類のオーガニック認証はもちろん、ヴィーガン認証やフェアトレード認証、開発、製造時や配合される原料においても、一切の動物実験を行わないことを示す反動物実験認証などを取得し、人や動物、環境に配慮した商品であることがパッケージにも明記されています。

バーム缶裏面画像

オーガニックバームは天然由来成分100%ですが、そのうち99.9%はオーガニック成分でできています。また、合成保存料や合成着色料などの添加物は使用していないので、肌にやさしい処方です。ホホバオイルやアボカド油、ミツロウなどの成分が、しっかりと乾燥を防いでくれますよ。
ラベンダーやローズなど、6種類の香りが選べますが、今回は前向きな気持ちになれそうなシトラスオレンジの香りを選びました。

手のひらにのるコンパクトサイズの容器なので、化粧ポーチに入れて持ち運びもしやすく、いつでもどこでも乾燥が気になったときに保湿できるのが便利です。

●使い方のコツ
オーガニックバームは固まっているので、肌のぬくもりで溶かすようにしながら使うのが基本です。
指先でバームの表面を軽くおさえるようにしながら、円を描くようにくるくるとなでます。体温でだんだんととろけてきたら、適量をすくうように手にとります。乾燥が気になる部位にのばし、指先や手のひらでやさしくおさえるようにしてなじませましょう。

手の甲画像

●おすすめの保湿ケア
このバームはとてもやわらかく、のばしやすいので、顔やボディの肌、爪や唇の保湿だけでなく、パサついた髪の保湿にもおすすめです。バームを少量とって、手のひらに軽くのばし、毛先を包みこんで、もみこむようになじませます。まとめ髪をしたときは、バームのついた手のひらで髪の表面をなでるようにすると、髪の毛の浮きを抑えるのにも使えますよ。

バーム中身画像

2.ネイチャーリパブリック インテンスマルチアンプルバーム

アンプルバーム画像

韓国発の自然派コスメブランドであるネイチャーリパブリックは、この夏に日本上陸を果たしたばかりです。今回は韓国からスティックタイプのインテンスマルチアンプルバームをおとり寄せして試してみました。

外箱には、ソイ(大豆)インクを使用しているというマークがあります。ソイインクは従来の石油から作られたインクに比べ、環境にやさしく紙のリサイクルがしやすいので、パッケージ印刷に用いることが増えてきました。また、視覚に障がいを持つ人など多くの人が使いやすいように、点字を表示したユニバーサルデザインにもなっていました。アンプルバームが人や環境に配慮された商品であるとわかりますね!

アンプルバーム箱画像

アンプルバームは、配合成分の特徴によって、「ビタC」「シカ」「ヒアルロン」など数種類のタイプから選べますが、今回は乾燥による小じわが気になる肌のために、コラーゲンタイプを選びました。アンプルバームには、保水性の高い水溶性コラーゲンや特許成分だという7種の発酵オイルの複合成分、ペプチドなど保湿力の高い成分が配合されています。

中身のバームは、まるでスティックのりのような、くり出しタイプです。バームを直接肌にぬることができるので、手がべたつくことなく、広範囲にバームをぬることができます。肌にバームがぴたっと密着し、ピンとしたハリを感じる仕上がりです。

●使い方のコツ
アンプルバームは数mmくり出して、肌に直接ぬります。バームの表面を肌に平行に密着させながらすべらせると、均一にぬることができますよ。多めにつけたときは、手のひらで包みこむようにして軽くおさえると肌になじみやすくなります。

●おすすめの肌ケア
スティックタイプのアンプルバームは直接肌につけられるので、乾燥しやすい目もとや唇、額やほうれい線、首もとなどのシワの部分にもしっかりとぬることができます。

スティックバームと手の甲画像

ポーチに入れるには少し大きめですが、バッグの中にそのまま入れて持ち運びしやすいので、外出先での乾燥対策にも便利です。

マスクをはずしたときやメーク直しのときの保湿ケアに使うなら、リップクリームをぬりなおすときのように、そのまま肌につけて軽くすべらせるだけでOKです。バームが手につかないので、保湿したあとにすぐに本を読んだり、パソコン作業などを始めたりしたい人にもぴったりです。

手洗いや消毒で乾燥が気になる手には、指先までスティックをぬり広げるように動かしてバームをつけます。ハンドクリームのようにぬりこむ手間がないので、手早く保湿ができますよ。

今回はミニマムケアにぴったりな2つのバームをご紹介しました。ふだんのお手入れも工夫次第で、環境保護にも役立つサスティナブルなコスメの使い方ができます。地球のために何か自分にもできることを始めてみたい人は、ぜひ試してみてくださいね!

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