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48万人への調査でわかった「辛いもの」の力とは?【英国医師会が発表】

  • 2015.8.11
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英国医師会が発行している医学誌「BMJ」に掲載された研究結果によれば、辛いものをよく食べる人ほど様々な病気を原因とした死亡リスクが減少していることがわかったそう。

使用されたデータは、中国で485,000人以上を対象に行った健康調査の結果によるもの。年齢、治療歴、学歴、糖尿病の有無、喫煙などについて7年以上にわたる追跡調査を行いました。

毎日辛いものを食べる人は 死亡リスクが14%も低い

辛い物を日常的に食べている人(特に唐辛子を使用したもの)のうち、週1回以下と週に2回以上の場合を比較したところ、2回以上食べる人のほうが10%程死亡リスクが減少する結果に。

さらに、週に6回から7回食べる人に至っては死亡リスクが14%も減少していたことがわかりました。

調査を行ったハーバード T.H. チャン・スクール・オブ・パブリック・ヘルスのLu Qi博士は、その具体的な効能については「他人種も交えた臨床試験のデータ分析も必要だ」と語ってはいるものの、辛いものが寿命を延ばすとの統計結果には驚きです。

過剰摂取には注意! 精神疾患に繋がる可能性も?

TakePart」のライターWilly Blackmore氏の記事では、辛いものの注意点について書かれています。

唐辛子の辛み成分であるカプサイシンには、口内のタンパク質を刺激することで、肌が火傷していると脳に勘違いさせる効果があるそう。その結果、脳内麻薬が分泌されて快感に繋がるのだとか。

しかし、特にアドレナリンが過剰分泌される影響で脳内が一部損傷し精神疾患に繋がるケースも。これは韓国では「火病」と呼ばれてよく知られています。

特に、カプサイシンは過剰摂取することで死に至る可能性もあるため、韓国やヨーロッパの一部では毒性のあるものとして捉えられているといいます。そのため、いつも汗だくになりながら激辛料理を楽しんでいる、という人はちょっと注意が必要かも…。

その具体的な効果についてはさらなる調査が必要になるようですが、激辛とまではいかないまでもピリ辛料理の品目を食卓に並べる程度であれば、健康に繋がるのかもしれませんね。

Reference:TakePart , BMJ

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