1. トップ
  2. レシピ
  3. お伊勢参りで必食したい!老舗「木下茶園 外宮前店」の魅惑の抹茶スイーツ

お伊勢参りで必食したい!老舗「木下茶園 外宮前店」の魅惑の抹茶スイーツ

  • 2021.12.27
  • 4490 views

伊勢市駅から伊勢神宮の外宮へと続く外宮参道。内宮前のおはらい町&おかげ横丁よりも静かで落ち着いた雰囲気も魅力のスポットです。今回ご紹介するのは、そんな外宮参道にある、老舗お茶屋が手がけるカフェ「木下茶園 外宮前店」。地元伊勢茶を使用したスイーツは、味も見た目もピカイチ! インスタでも話題沸騰中の抹茶スイーツを実食レポートします。

 

1937年創業の老舗が手がけるカフェ

伊勢市駅から外宮参道を歩くこと5分ほど、路地を左に入ったところにある「木下茶園 外宮前店」。創業80年を超える老舗お茶屋が「新しいお茶の生活を提案したい」と、2019年にオープンしたカフェです。伊勢神宮 外宮(豊受大神宮)からは徒歩約2分と、お伊勢参り後のひと休みにも最適なロケーション。

店内には、お茶や雑貨を扱うショップも併設されています。あまり知られていませんが、三重県の茶葉生産量は静岡、鹿児島に次いで全国3位。かぶせ茶に至っては1位と、実は隠れたお茶の名産地なのです。ちなみに、三重県で生産されたお茶は「伊勢茶」と総称されており、平成19年には特許庁の地域団体商標されたそう。木下茶園では県内各地から選りすぐりの茶葉を仕入れ、独自に加工。高級茶葉からお手頃価格のティーバッグなまで、品ぞろえは多岐にわたります。

牛乳と割るだけで本格的な抹茶ラテが作れるシリーズをはじめ、手軽に抹茶を楽しめるアイテムも充実しています。お土産探しにもぴったり。

カフェスペースは木の質感が生かされたナチュラルな雰囲気。窓から穏やかな陽が差し込み、居心地の良さもひとしおです。パーテーションも施され感染対策も万全の模様。

上品な抹茶の香りがたまらない!白玉スイーツ

こちらは、冬季限定の「抹茶きな粉白玉クリーム」(1130円・お茶セット)。ぷっくり大きめの白玉に自家製抹茶アイス、きな粉とブレンドした抹茶がトッピング。お茶は木下茶園オリジナルブレンドがポットで提供されます。まさに伊勢茶の魅力を余すところなく楽しめる一品です。

思わず写真を撮りたくなる愛らしいルックス! ですが、白玉は茹で立てが供されるので、のんびりしているとアイスが溶けてしまうのでご注意を(笑)。

黒蜜は沖縄黒糖を100%使用した自家製のもの。とろ〜りとかけていただきましょう。

白玉は通常の2倍はありそうなボリューム感。つるりとした口当たりが楽しく、ぷにっとした柔かさとほのかな弾力も印象的です。ねっとりと濃厚な蜜、風味豊かなアイスとも至福にマリアージュ! 香ばしいきな粉がやさしさを添えています。抹茶本来のおいしさをストレートに表現しつつ、細部まで計算されつくした上質のスイーツでした。

聞けば一口に「抹茶」といってもその価格帯は幅広く、グレードにより色、味、香りがまったく異なるそう。上位になるほど緑色が際立ち、渋みが抑えられ、旨味が豊かになるのだとか。木下茶園では使用するのは上位グレードのみとのこと。なるほど、おいしいわけです。

感動したのは緑茶も然り。香りがエレガントで旨味が引き立ち、すっきりした清涼感にも驚かされます。他にも、伊勢抹茶ラテやプリン、ほうじ茶フロートなど、伊勢茶の魅力ひしめく美食が多数。夏にはかき氷も登場するようですよ。

伊勢神宮 外宮の目の前というロケーションながら、平日のお客さんは地元の人が8割とのこと。地域に愛される存在であるのも好感度高し。お伊勢参り後にぜひ立ち寄って、知られざる伊勢茶の世界を堪能してみてはいかがでしょうか?

木下茶園 外宮前店

住所:〒516-0037 三重県伊勢市岩渕1-1-31 豊恩館1F

TEL:0596-24-6747

営業時間:11時~17時

定休日:水曜日

[All Photos by Nao]

 

元記事で読む
の記事をもっとみる