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正月にふさわしい子供の着物は?男の子の着物を選ぶポイント

  • 2021.12.25

正月に子供に着物を着せて初詣や挨拶回りに行きたいと考える人も多いかもしれませんね。ただ、初めて着物を着させる場合、正月に適した着物があるのか気になる人もいるはずです。

そこで今回は、男の子の着物を選ぶポイントをご紹介します。

正月に適した男の子の着物はある?

正月は新年を迎える特別な日ですが、着用する着物に関して特に決まりはありません。ただ、男の子に着物を着用せるなら、子供用の紋付袴を選ぶのが一般的です。

近年は、新たに着物を用意せず、七五三で着用した晴れ着を活用する家庭も多いようですね。

男の子の着物の選ぶ3つのポイント

男の子は紋付袴を着用するのが一般的ですが、さまざまな種類があるので迷う人も多いでしょう。そこで、男の子の着物の選ぶポイントをご紹介します。

1.子供の好きな色を優先する

着物の色は全体の印象を左右するほど重要なので、色選びに迷う人もいるでしょう。男の子に着せる着物の色で人気があるのは、やはり落ち着き感があり格式高い黒のようです。ただ着物を着るのは子供本人なので、好きな色を選ばせてあげましょう。

2.洗える素材のものがおすすめ

着物の素材といえば、絹で織られているイメージがありますよね。ただ、ポリエステル製の着物も存在します。男の子は活発に動き回るものなので、自宅で簡単に洗えるポリエステル製の着物がおすすめ。

洗ってもすぐに乾くのでシミになる心配もなく、きれいな状態で保管できるのもうれしいポイントです。

3.着物はできる限り試着する

着物を購入やレンタルするときは、試着することをおすすめします。近年はネットでも手軽に購入やレンタルができますが、着物を実際に着用するまではサイズ感が分からないことも多いです。

実際に着用したからこそ分かることもあるので、できる限り子供に試着させて全体のバランスを確認しましょう。

男の子の着物でよく使われる柄3選

男の子の着物によく使われる柄には、さまざまな種類があります。それぞれの柄には意味があるので、どのような意味や特徴があるのか確認しましょう。

1.鷹(たか)

鷹は空から獲物を見つけ、獲物をすばやく捕獲する特性を持っています。そんな鷹が描かれた着物には、「一度掴んだ幸運を離さない」といった意味があるのが特徴です。子供には「着実に幸せを掴んでほしい」といった願いを込めて織られています。

2.兜(かぶと)

兜は、頭を守るための道具です。着物に描かれた兜には「邪気や不幸から守ってほしい」といった願いが込められています。

また兜は権威の高い象徴もあるので、「兜を被れるような立派な人間に育ってほしい」といった大成を願う意味が込められているのも特徴です。

3.軍配(ぐんばい)

軍配は、相撲の行司が使用する道具です。従来は、戦場で武将が兵を指揮する際に使用されていました。着物に描かれた軍配には、「組織をまとめながら決断力や行動力のある人間に育ってほしい」といった願いが込められています。

正月は子供に似合う着物を着せてあげよう!

正月は初詣や親戚の集まりなど人に会う機会も多くなるので、子供に晴れ着を着せてあげたいと考える親も多いはずです。

正月に着用する着物に決まりはないため、好きなものを選んで問題ありません。子供に似合う着物を着せてあげましょう。

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