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ネトフリ新作『静かなる海』はどんな物語?俳優たちの仲の良さが伝わる制作発表会の様子【PHOTO】

  • 2021.12.24
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12月22日に行われたNetflix(ネットフリックス)オリジナル作品『静かなる海』の制作発表会には、ペ・ドゥナ、コン・ユ、イ・ジュン、キム・ソニョン、イ・ムセン、イ・サンウクら主演キャストとチェ・ハンヨン監督、脚本家のパク・ウンビョ、そして同作の制作者である俳優チョン・ウソンが出席した。

『静かなる海』は、必須資源の枯渇により荒廃した2075年の地球を救うべく、特殊任務を受けて月の研究基地に向かった精鋭隊員たちの物語だ。

2014年に「第13回ミザンセーヌ短編映画祭」で大好評を博した同名の短編映画をシリーズ化した作品で、37分余りの物語から無限の可能性を感じたチョン・ウソンが制作者として加わったことで話題を集めた。

(写真提供=Netflix)

チョン・ウソンは「短編映画を見るやいなや魅了された」としながら「設定というものは1本の映画の世界観を構成し、すべてを左右する。賢い設定の中で韓国的なSFができる素材だと思い、制作することになった」と制作に参加したきっかけを明かした。

自分を「キャスティングを完成させる過程にいた人」と紹介したチョン・ウソンは、ペ・ドゥナの起用に関する裏話も明かした。

「ペ・ドゥナさんが休憩を取ろうとしたときだった。海外で休む間にシナリオを読んでみてほしいと頼んだが、休んでる人にシナリオを読んでと頼むのは失礼なことだから、待とうと思った。ところが、たまたま僕もペ・ドゥナさんがいるパリに行くことになってそこで話し合い、SNSで「ちゃんと読んでみてほしい」とメッセージも送った。あとで『挑戦する価値のある話だと思う』と聞いた。このようなフットワークでキャスティングできる制作者はいないのかもと思ったり、楽しい経験だった」

(写真提供=Netflix)

ペ・ドゥナも「ここまで頑張る制作者は初めてみた。毎日現場にいらっしゃった。俳優の後輩たちに不便はないか、すごく気を使ってくださった。俳優たちを最もケアしてくれたので私たちはとても幸せだった」と語った。

実際にも『静かなる海』の撮影現場はとりわけ和気あいあいだったと知られる。

それについてコン・ユは「みんな同年代だし、演技の経験も多くて最初から自然と団結した。誰1人足を引っ張る人もおらず、自然と配慮し合い、長年の友だちのように過ごした」と振り返った。

(写真提供=Netflix)

俳優同士で即興劇をすることも多かったという。

キム・ソニョンは「私が即興劇好きなので、みんなに投げかけた。コン・ユさんに『店長さん、このガムいくら?』と言うと、みんなニヤリと笑いながら応じてくれる。出番の多いコン・ユさん、ペ・ドゥナさんがすごく気楽に遊んでくれたおかげだ。だからみんなで楽しめた。お2人とはぜひまた一緒に共演したい」と話している。

(写真提供=Netflix)

最近、韓国のコンテンツが世界的に関心を集めている中、プレッシャーはなかっただろうか。

チョン・ウソンは「プレッシャーを感じる。ただ、作品ごとに独自の世界観があり、伝える情緒が違うので前の作品の成功と比較することはできない。『静かなる海』が持つ独自の情緒がアピールされ、それが世界の人々にどれほど愛されるかの問題だ。愛されてほしいとは思うが、必ず勝ち取りたいという欲はない。ただただ多くの方に観てもらい、愛されてほしいと願うばかりだ」と述べた。

(写真提供=Netflix)

宇宙を舞台とした韓国初のシリーズ作品『静かなる海』は、12月24日からNetflixで配信される。

(記事提供い=OSEN)

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