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キーラ・ナイトレイ、『ベイクオフ』を見て「大泣きした理由」にジ~ン

  • 2021.12.20
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キーラ・ナイトレイは、今シーズンの『ベイクオフ』を見て泣いたという。その理由は?(フロントロウ編集部)

キーラ・ナイトレイ、あるケーキを見て涙

人口約6,700万人のイギリスで、ピーク時には1,000万人弱が視聴したほどの国民的番組である『ブリティッシュ ベイクオフ』は、2014年にBBCで放送が開始され、現在はチャンネル4で放送されている料理対決番組。

もちろん有名人のなかにも番組のファンがおり、映画『ラブ・アクチュアリー』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで知られる俳優のキーラ・ナイトレイも、2人の子供たちと一緒に見ているそう。

そんなキーラは、今シーズンの挑戦者の1人であるリジー・アッカーが制作したケーキを見た時に、ソファで大泣きしてしまったという。彼女が米Peopleのインタビューで明かした理由とは?

画像: キーラ・ナイトレイ、あるケーキを見て涙

「私もディスレクシアだから。リジーはディスレクシアのケーキを焼いて、それは彼女の頭のなかだと話した。それは素晴らしいケーキで、泣いちゃった。子供たちと一緒に座っていて、『ベイクオフ』を見て泣いた。あのケーキは素晴らしくて、素晴らしいアイディアだと思った」

ディスレクシアってなに?

キーラが話したディスレクシアとは、知的能力の低さや勉強不足に問題はないものの、読み書きの能力に著しい困難を持つこと。

キーラのほかにも、俳優のトム・クルーズマヤ・ホーク、映画監督のスティーヴン・スピルバーグなどがディスレクシアであることを明かしている。

日本では、ディスレクシアがある人の割合を示す明確な統計はないものの、2013年に内閣府が発表した「知的発達に遅れはないものの学習面で著しい困難を示す児童生徒の割合」である4.5%が実情に近い数字だと考えられている。

また、キーラの母国であるイギリスでは、人口の約10%にあたる630万人がディスレクシアであると発表されており、大学などでも、ディスレクシアを持つ人には一定期間長めの締め切り日などが与えられるなど、それぞれに合わせた対応が取られている。

リジー・アッカーと話題のケーキ。リジーはディスレクシアの他にも、ADHDと発達性協調運動障害(Dyspraxia)を抱えているという。

そんなディスレクシアを持つリジーが、自分の頭の中を表現した色鮮やかなケーキを見て涙したキーラ。とはいえ、キーラはテレビ番組を見て泣くことは多いと認め、音楽のオーディション番組『The Voice(原題)』を見ている時にも、参加者の努力を思って泣いてしまうとのこと。

(フロントロウ編集部)

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