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京都の人気パン店「たまき亭」が東京上陸!売り切れ続出「クニャーネ」を実食

  • 2021.12.20
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2021年11月、東京・有楽町駅の高架下に、京都・宇治の人気パン屋さん「たま木亭」がオープンしました。あの看板商品「クニャーネ」が、東京で楽しめるように! 一般的なパンのイメージを覆す食感のクニャーネとは? パン&スイーツ好きの筆者が行列に並んで購入してみたので、その味を実食レポートします。

 

京都・たま木亭の看板商品「クニャーネ」のテイクアウト専門店

京都にて、2001年に開業した「たま木亭」。国内外産の良質な素材を厳選し、パンのテーマによって製法や素材を決め、フレッシュなパンの状態を作り続ける行列の絶えないパン屋さんです。パンの魅力を良い状態で伝えたいと、これまでは催事出店や通信販売を行っていなかったとか。

その「たま木亭」が、コロナ禍の2021年冬、遠方の人たちのためにと、看板商品の「クニャーネ」のテイクアウト店を、JR有楽町駅の「銀座口」の目の前にオープン。

販売されているのは、定番の「クニャーネ」(320円・税込)と、数量限定の「チョコクニャーネ」(400円・税込)の2種類のみ。パイのように層になった生地をロール状に巻いた中に、注文後にクリームをたっぷり詰めてくれます。消費期限は当日中。4個入の箱と1本入の袋は無料、それ以上の本数を購入する場合は、箱や袋は有料になります(1人8本まで)。

クリームがはみ出るほど詰まった「クニャーネ」

袋にジャストサイズの大きめの1個!

中にはクリームがはみ出るほど詰まっています。

叩くとコツコツ音がするほど生地は固く、こうして持ってもピンッと姿勢をキープ! クリームも垂れないくらい濃密!

一口目からザックリ感にびっくり! ザクッと齧ると、パラリパラリと生地のカケラが落ちてきます。生地にやわらかな部分はありません!

生クリームの生乳感とカスタードクリームのコクが合わさり、バニラが香る大変リッチなクリーム。

発酵バターの風味が香ばしい生地に優しいクリームが絡まって、噛むほどに味わいを増していきます。パイでもクロワッサンでもなく、口の中では、サクサクッザクザクッと、飲み込むまでおいしい音が響く逸品!

チョコレートが厚めの「チョコクニャーネ」

こちらは、クニャーネにチョコレートをかけてスライスアーモンドを散らした、「チョコクニャーネ」。

食欲そそる香ばしい色合い。こちらもクリームたっぷりで、チョコレートが固くて、予想以上に厚みがあるのがうれしい!

生地とチョコレートはバキッと音を出して割れ、定番クニャーネよりさらに噛みごたえがあります。チョコがビターなので、発酵バター香る生地とも甘めのクリームとも相性抜群です。

サクッザクッと噛むと、香ばしさとビターな風味、甘さが絡み合い、飲み込むのが惜しいほど。クセになる食感と音と味です。

行列必至!早い時間帯がおすすめ

受け継がれてきたパン作りの技術と努力が現代にもつながっていると考え、先人たちに敬意をもってオリジナリティを追求するたま木亭。その熱い思いのように、ハードな生地に優しい味わいのクニャーネ。

今回、平日のお昼頃訪問した時は5〜6人並んでいましたが、17時頃には完売することもあるようなので、早めの時間帯に訪れたほうがよさそうですね! じっくり噛んで新鮮な音の響きと一緒に京都旅気分も味わってみませんか?

クニャーネの店

住所:東京都千代田区有楽町2-8-5

電話:03-6206-3905

営業時間:10:00〜21:00

定休日:なし(2022年1月〜月曜定休)

アクセス:「有楽町駅」から徒歩約1分

[all photos by kurisencho]

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