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【2021京都風景】今シーズン初の雪化粧☆まるで墨絵の嵐山渡月橋~左大文字山

  • 2021.12.19
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汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回はこの冬一番の寒波で初雪の朝の様子。京都随一の観光スポット、嵐山渡月橋とその周辺。12月18日7時半ごろの様子。

冬の京都を象徴する風景☆雪化粧の嵐山渡月橋

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右京区、京都随一の観光スポットである嵐山。毎年四季を問わず、多くの観光客でにぎわう場所。
みぞれ混じりだった前夜から迎えた12月18日朝はこの冬一番の寒さ。ということで嵐山界隈はどうなってるだろうか、とやってきました。朝7時半ごろの様子。

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嵐山のシンボルとも言える、渡月橋へ。

まだこの時間だと、京都バスに乗車してる人も少ない様子でしたが、意外と河原沿いにはこの雪化粧の渡月橋を撮影しようと、多くの方がカメラを向けていました。

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上空では新聞やテレビの報道関連ヘリコプターも旋回して撮影中の様子(笑)

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四季折々でいろんな風景が楽しめ、屋形舟やボートなど川遊びが体験できるのも魅力的スポット『渡月橋』。亀山上皇が、橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから『渡月橋』と名付けたといわれています。

毎年12月に開催される夜のライトアップイベント『嵐山花灯路』は惜しまれつつ今シーズンをもって終了とのこと。残念ではありますが。
そして、18、19日夜には『嵐山スカイランタン 』が開催。嵐山花灯路と共に嵐山の夜をスカイランタンが彩ります。

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承和年間(834~848年)に僧、道昌が架橋したのが渡月橋の始まり。後年、戦国時代から江戸時代初期にかけての京都の豪商・角倉了以が現在の位置に架け変え。橋脚と橋桁はコンクリート製ですが、この風景にマッチするように欄干は木造に。

10月にしてようやく新型コロナウイルス感染拡大予防措置、緊急事態宣言が解除され、それまで閑散とした嵐山渡月橋でしたが、その後秋に向け多くの観光客が戻り、徐々にその賑わいが復活。それでも、早朝はまあ人も少なめでした(笑)周辺の山々も一望でき、どこもうっすらと雪化粧。

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秋は錦の彩りでしたが、この日は水墨画、墨絵のような風景。百人一首でも知られる小倉山にもうっすらと雪。
江戸時代、歌川広重によって描かれた浮世絵『六十余州名勝図会』にも登場する渡月橋。この風景は古の人が見たものとさほど変わらないものだったのかな、と想像してみたり。

西大路通からのぞく『大』の字☆左大文字

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そこから一路、北区北野白梅町、西大路通へ。
ちょうど横断歩道を渡る途中の左大文字山。大きく白抜き、いや逆白抜きの『大』の文字。如意ヶ岳の大文字よりも低山なので、大の字を身近に感じることができました。今シーズン初雪の京都の様子でした。

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