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瀧本美織、『第33回ヤングシナリオ大賞 踊り場にて』で主演に 「全シーンが山場でした」

  • 2021.12.17
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『第33回ヤングシナリオ大賞 踊り場にて』(c)フジテレビ

瀧本美織が主演を務めるドラマ『第33回ヤングシナリオ大賞 踊り場にて』が12月30日24時25分よりフジテレビ(関東ローカル)で放送されることが決定した。

坂元裕二、野島伸司、橋部敦子、野木亜紀子、黒岩勉といった数々の人気脚本家を輩出してきた『フジテレビヤングシナリオ大賞』。第33回となる今年は昨年から411作品増えた応募総数1978作品の中から、生方美久の脚本『踊り場にて』が大賞に選出。今回、その作品がドラマ化され、年末に放送される。

この作品は応募作品のなかでも構成、セリフ共に群を抜いており、登場人物たちの点と線がつながっていくストーリー展開の巧みさ、ユーモアのあるセリフの掛け合いとシリアスな感情のシーンとのバランスの妙により、選考会では圧倒的な支持を集めたという。

プロのバレエダンサーを目指し海外で活動していた主人公・美園舞子が、夢を諦め高校教師として復職し、個性的な生徒たちとの交流を通して人生を見つめ直し、一歩前に踏み出すヒューマンドラマで、その主人公・舞子役に瀧本が決定した。

瀧本はNHK連続テレビ小説『てっぱん』(2010年)でヒロインに抜擢され、その後も数々のドラマ、映画、バラエティー番組のMCなど、幅広いジャンルで活躍。今年1月放送のドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)では主人公の過去改変後の妻で、大学時代にマドンナだった女性が豹変し、モンスター化してゆく役どころで大きな話題を呼んだ。また、2022年1月期のドラマ『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系)でもメインキャストの女医役を演じる。

そんな瀧本は今回、世界で活躍するバレエダンサーを目指していたが、夢破れ、平凡な高校教師に復職するという役どころに挑んだ。繊細な感情の移り変わりが描かれるこの脚本の世界観を、瀧本は「台詞として言っていても、相手の台詞を聞いていてもヒリヒリくるような、心に刺さる言葉がたくさんありました」と振り返った。また、台本上29行に及ぶ長セリフで生徒たちに語りかける授業シーンや、初挑戦のバレエシーンなども。「私にとって全シーンが山場でした」と語るほど、瀧本にとっても思い入れの強い作品となったようだ。

また、舞子が勤務する学校に通う個性豊かな生徒役として、中田青渚、青木柚、富田望生が決定。舞子を温かく見守る母親・美園優子役を富田靖子が演じる。演出は、『アンサング・シンデレラ ANOTHER STORY ~新人薬剤師 相原くるみ~』の柳沢凌介が担当する。

【瀧本美織(美園舞子役)コメント】
●大賞受賞作『踊り場にて』を読んでみての感想
生徒達との会話劇に引き込まれ、読んでいて好きな台詞がたくさんありました。
舞子の、先生だからといって格好つけず、生徒達ともありのままの自分で接する姿、距離感がいいなと思いました。
夢と向き合い、どう折り合いをつけていくか、こんなポジティブな捉え方があるんだ!と新しい感覚でした。

●主人公・舞子を演じてみての感想
台詞として言っていても、お相手の台詞を聞いていてもヒリヒリくるような、心に刺さる言葉がたくさんありました。
教室で生徒たちに向けて語るシーンでは、リハから涙があふれてしまうこともありました。その時生徒役の一人、中田青渚さんが“私がうるうるして見ていたら感情入り過ぎてしまったりしますか?”と聞きに来てくれ、“全然大丈夫、そんなこと全く気にせず自由にやってね!”と答えたのですが、その優しい気遣いに感謝するのと同時に、それくらいそのシーンが自分の心にもしみていたのだと思います。私にとって、全シーンが山場でした。
自分が学生だった頃を思い出したり、お芝居を始めた10代の頃は制服を着ていたのに教師の役をいただき教壇に立っているんだな…と、教師の役も少し経験はありますが改めて感慨深くなりました。
バレエも初体験させていただけて、良い経験になりました!トウシューズを履けてうれしかったです。

●自身の小さい頃の夢
小さい頃の写真を見るとそういうポーズばかりしているのですが、もうセーラームーンになるつもりでいました(笑)。
小学生くらいの頃は絵を描くのが好きで漫画家にも憧れていたと思います。
中学生の頃は、子どもが好きで職場体験の授業で幼稚園に行き、幼稚園の先生もいいなと思っていました。

●ドラマのテーマに思うことや視聴者へのメッセージ
新しい切り口で、夢との向き合い方を教えてくれるドラマだと思います。
とにかく生徒の皆さんがユニークで、チャーミングです。青春が詰まっています。舞子としては、人との関わりの中で自分を肯定していく過程が描かれています。夢にまい進している方も、夢に悩んでいる方も、こんな捉え方もあるんだと、自由にみていただけたらうれしいです。

【プロデューサー・柳元大輝(フジテレビ第一制作部)コメント】
新人脚本家の才能を発掘するヤングシナリオ大賞は、今年で第33回を数えることになり、ドラマ界の一線を担う多くの脚本家を輩出してまいりました。そして今回の大賞に選ばれたのは生方美久さんの『踊り場にて』になります。
誰もが多かれ少なかれ“夢”や“希望”をもって生きていると思います。でも、それが現実にかなうことは、なかなか難しいことです。しかし“現実って厳しい”で終わらせるのではなく、“どんどん諦めていこう”と肯定していく、諦めたらそこで終わりになるわけじゃないという点で、この物語のメッセージは、多くの人が共感できる内容であるとともに、踊り場に射す一筋の光のような温かさを感じました。
主人公の美園舞子は、個性の強い生徒たちとの関わりのなかで、どこか受け身で流されてしまうのですが、舞子は強い芯のある女性だと考えていました。バレリーナの夢を諦めてから、高校教師として自分の居場所を見つけ、再び立ち上がる一人の美しい女性の物語、その凛(りん)とした強さを演じられるのは瀧本美織さんしかいないと考え、今回オファーさせていただきました。
瀧本さんには、今回バレエに初挑戦していただきました。冒頭のコンサートホールのシーン、そして踊り場にたたずむ舞子のラストシーンは、ヤングシナリオ大賞の歴史に残る美しいシーンになっていると強く感じております! 是非ご期待ください!

【演出・柳沢凌介(フジテレビ第一制作部)コメント】
“諦める”という言葉はどうしてもネガティブなイメージを持ってしまう言葉だと思います。しかし、“諦める”という言葉の本来の意味を、瀧本さん演じる夢を諦めた主人公が、夢に、将来に、恋に悩む様々な生徒たちとの交流を通して教えてくれます。個性豊かなキャラクターたちの掛け合い、素敵な踊り場、みどころたくさんです。ぜひご覧ください。

(リアルサウンド編集部)

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