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痩せるつもりが逆に夏太り! 間違いだらけの危険なダイエット法

  • 2015.8.5
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薄着になる夏は、1年の中でもっとも体型が気になる季節。理想のスタイルを目指して、ダイエットを頑張っている人も多いのではないでしょうか。

でもじつは、痩せやすいイメージのある夏は、基礎代謝が落ちて体重が落ちにくい時期。ダイエット法を間違えると、逆に夏太りや夏バテを招いてしまうこともあるから注意が必要です。

■多量&冷たい水を飲む

熱中症予防のためにも大切な水分補給。水を飲むことは、血液の巡りをよくして代謝をアップしたり、老廃物の排出を促したりと、ダイエットにもつながります。美容のために、積極的に水分をとるようにしている人も多いのではないでしょうか。

でも、水分補給がダイエットや美容に効果的なのは、その飲む量が適切である場合。多量の水を飲みすぎると、体内の水分バランスが崩れて体のむくみを引き起こしてしまいます。

さらには、疲労感や頭痛、嘔吐などの症状を伴う「水中毒」になってしまう危険性も。

特に運動などを行わない場合は、1日に飲む水の量は、2Lまでを目安に。また冷たい水は逆に代謝を低下させてしまうので、できるだけ常温で飲むように心がけましょう。

■置き換えダイエット

ダイエットの定番ともいえる、置き換えダイエット。かつてはバナナや卵といった食品への置き換えが流行しましたが、現在では、栄養面にも配慮したさまざまなダイエット食品が販売されています。

でも夏は、暑さのせいで、ただでさえ食欲が落ちやすい時期。食事の代わりにダイエット食品で置き換えることで、どうしても栄養が偏りがちになり、夏バテを引き起こしてしまう可能性が。

健康的に痩せたいならば、できるだけ置き換えダイエットは夏に行わない方がベター。もし行う場合は、3食のうち1食だけを置き換えて残りの2食はしっかり食べるなど、栄養バランスに十分注意しましょう。

■低カロリーなものばかり食べる

カロリーの低い海藻や野菜は、ダイエットの強い味方。食物繊維やミネラルも豊富なので、普段から積極的にとりたい食べ物です。

でも、ダイエット中だからといって極端に低カロリーなものばかり食べていると、代謝が落ちて痩せにくい体になってしまいます。

とくに夏場はサッパリとした口当たりのよいものが好まれる傾向にあり、「食欲もないし、野菜や海藻だけ食べておけばOK」と安易に考えてしまいがちです。

低カロリーなものばかり食べたり、極端な食事制限をしたりすると、ダイエットに逆効果になるだけでなく、集中力の低下や体調不良を招いてしまうことも。

ダイエット中でも、筋肉を維持するためのタンパク質や体に必要な油分はきちんととるようにしましょう。

■激しい運動をする

ダイエットを決意した途端、それまで運動の習慣がないのに、急にジョギングやエアロビクスなどの激しい運動をはじめる人がいます。でもこの行動、とくに暑い夏の時期には意外とリスクがあるもの。

無理なペースでの運動は、健康的に痩せるどころか、逆に体に負担をかけてしまいます。まして夏の屋外での運動は、日射病や熱中症を引き起こしてしまう危険性も。

運動をする場合は朝や夕方以降の涼しい時間帯を選び、ウォーキングやストレッチなど無理のない範囲で行うようにしてください。

夏の暑さは、自覚している以上に体にダメージを与えます。夏太りや夏バテにならないためにも、間違ったダイエット法を行わないように気をつけてくださいね。

(加藤 朋実)

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