1. トップ
  2. レシピ
  3. オートミールや米粉でグルテンフリーに! 体にやさしい穂高養生園のおやつレシピ『グラノーラ』

オートミールや米粉でグルテンフリーに! 体にやさしい穂高養生園のおやつレシピ『グラノーラ』

  • 2021.12.12
  • 2018 views

心がほっとするような、幸せなひとときを与えてくれる体にやさしいおやつ。グルテンフリー、卵、乳製品なしでも“ちゃんとおいしい”、穂高養生園の料理人・鈴木愛さんのお菓子レシピ集が発刊されました。今回はレシピ集『穂高養生園が考える やさしいおやつ』から、ヨーグルトやパンケーキのトッピングにしてもおいしいオートミールで作るグラノーラのレシピをお届けします。

グルテンフリーのグラノーラ

さまざまな使い方ができるグラノーラ

朝食にもおやつにも便利なグラノーラもグルテンフリーで作れます。オートミールをメインに米粉や片栗粉、ナッツ類とともに香ばしく焼き上げました。カランツは焦げやすいので余熱で火を通します。

【材料】(作りやすい量)
(A)
オートミール……100g
米粉……30g
片栗粉……10g
てんさい糖……25g
好みのナッツ(アーモンド、くるみ、カシューナッツ、パンプキンシードなど)……合わせて50g

(B)
メープルシロップ……大さじ3
植物油……30g
豆乳……20ml

カランツ 30g

【準備】
・天板にオーブンシートを敷く。 オーブンを160℃に予熱する。
・ナッツ類はパンプキンシードなどの小さいもの以外は粗く刻む。

【作り方】
(1)ボウルにAを入れ、ゴムべらで均一に混ぜる。別のボウルにBを入れ、泡立て器でよく混ぜて乳化させる。
(2)AのボウルにBを加え、ゴムべらで粉っぽさがなるまでよく混ぜる。
(3)オーブンシートに広げて160℃のオーブンで15分焼く。
(4)天板を取り出し、へらで全体を裏返す。ところどころかたまりが残る程度にほぐし、160℃のオープンで15~20分、表面がカリッとするまで焼く。しっとりとした部分があっても大丈夫。
(5)再び天板を取り出し、カランツを広げのせる。へらで全体を返してそのまま余熱で全体をカリッとさせる。

オートミールやメープルシロップを使ってやさしい味に

鈴木愛さん

「食事やお菓子を作るときに いつも大切にしていることは、素材のおいしさを生かすために、なるべくシンプルに、そろえやすい材料で手軽に作れること。いろいろなやさしさを込めたレシピが、みなさんのあたたかな時間に寄り添うものになればうれしいです」と鈴木さん。

グルテンフリーのグラノーラもオートミールのおいしさが感じられる一品です。

「オートミールは、オーツ麦を加工して作られたもの。オーツ麦は小麦や大麦の仲間ですが、グルテンを形成するたんぱく質を含まないため、グルテンフリー食品として重宝されています」

そのまま用いるとザクザクとした風味が楽しめるほか、粉状にしてほろほろとした食感に仕上げることもあります。グルテンフリーや食物繊維の豊富さなどで注目され、入手も簡単に。

そして、グラノーラの甘い香りにはメープルシロップが用いられています。

「メープルシロップはサトウカエデなどの樹液を煮詰めた独特の風味とコクのある甘さが特徴で、コクや香りづけに重宝します。メープルシロップには4つのグレードがあり、バランスのよい風味とコクが持ち味のダークやアンバーがおすすめ。混じり気のない100%メープルシロップを選びましょう」

またレシピではすべて植物性の油を使用していますが、具体的にはなたね油、米油などを使っています。

サクッとした食感もよく、穀物の香ばしさが感じられるグラノーラです。腸活にもいいオートミールを使ったり、甘さを控えめにしたりして、市販品のグラノーラよりもヘルシーに食べることできます。

ぜひ、試してみてくださいね。

文/庄司真紀 写真/『穂高養生園が考える やさしいおやつ』より

参考書籍

『穂高養生園が考える やさしいおやつ』(世界文化社)

元記事で読む
の記事をもっとみる