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ピカソ、コクトー、マン・レイの作品も。異端の作曲家「エリック・サティとその時代展」が開催中。

  • 2015.8.4
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ジュール・グリュン《「外国人のためのモンマルトル案内」のポスター》1900年 紙、リトグラフ モンマルトル美術館 Musée de Montmartre, Collection Société d’Histoire et d’Archéologie“Le Vieux Montmartre”

東京・渋谷「Bunkamuraザ・ミュージアム」にて、「エリック・サティとその時代展」が開催中だ。

同展は、20世紀への転換期に活躍したフランスの作曲家、エリック・サティ(1866-1925)の活動を、パブロ・ピカソ、フランシス・ピカビア、ジャン・コクトーなど、サティと交流のあった同時代の芸術家たちの約120点にわたる作品を通してひもとくというもの。

若き芸術家たちが集い自由な雰囲気をたたえるパリのモンマルトルで作曲家としての活動を始めたサティは、ピアノの演奏者として生計を立てる一方、シャンソン歌手のための作曲を行うなど、数々の芸術家と交流してきた。

マン・レイは《エリック・サティの眼》や《エリック・サティの梨》など、サティをモチーフにした作品を制作。そのほか、アンドレ・ドラン、ジョルジュ・ブラック、コンスタンティン・ブランクーシなど、数々のダダイストたちがサティとの交流から作品を生み出していった。舞台作品にも関与し、パブロ・ピカソとはバレエ・リュスの公演《パラード》のコラボレイションを成功させている。

刺激を与え合った芸術家たちの作品を通し、マン・レイが「眼を持った唯一の音楽家」と評したサティの新たな側面を浮かび上がらせるとともに、当時のパリの雰囲気を雄弁に伝える異色の展覧会となっている。そのほか、フランス発のベーカリー「PAUL」から、サティのエピソードにも登場するシュークリームが登場するなど、さまざまなイベントやコラボレイション企画が実施されている。

異端の作曲家「エリック・サティとその時代展」

開催期間/~2015年8月30日(日)

開催場所/Bunkamura ザ・ミュージアム 東京都渋谷区道玄坂2-24-1

開館時間/10:00〜19:00、金土~21:00

・入館は閉館の30分前まで

観覧料/一般 1,400円、大学・高校生 1,000円、中学・小学生 700円

http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/15_satie.html

Tel./ハローダイヤル03-5777-8600

参照元:VOGUE JAPAN

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