【DIY連載】材料費0円の廃材リメイク！不要品で作るおしゃれな「グリーンポット」

気負うことなく手軽に楽しむことができる「廃材リメイク」。材料費0円の簡単リメイクなら失敗を恐れることもありません。今回は不要品を使って、緑が映えるシンプルなグリーンポットを作ってみようと思います。

お部屋にグリーンやフレッシュな草花があるだけで気分も澄み渡り、心地よい安らぎを感じさせてくれます。

そんな、凜とした草花たちの魅力を引き立ててくれるのが、マットブラック調で仕上げたシンプルな「グリーンポット」。
今回はこちらのグリーンポットを、空き缶やペットボトルといった「廃材」をリメイクして作ってみようと思います。

材料として使ったのは、空のペットボトルや空き缶といった不要品です。
どれも捨ててしまうだけの廃材ですが、これらを使って簡単＆手軽にグリーンポットを作ってみましょう。

ペットボトルや空き缶を好みの長さにカットします。
先にペンなどを使ってカットラインを引きますが、筒状のものにまっすぐな線を引くのは至難の業です。
そこで登場するのが「マスキングテープ」。
予めカットしたいラインにマスキングテープを巻き、カット線の目印をつけておくと切りやすくなります。

ペットボトルはもちろん、アルミ缶もハサミで簡単に切ることができます。
マスキングテープを巻いたカット線を目印に、ゆっくりと丁寧にカットしましょう。

カットしたボトルをペイントします。
ペットボトルやアルミは塗料を弾きやすいので、塗料の密着性を高める「マルチプライマー」という下地材をあらかじめ塗っておきます。
「マルチプライマー」が完全に乾いたら、好みの色の塗料を使って上塗りしていきましょう。

【使った塗料】
・Ｈ．ミルクペイントマルチプライマー
・ミルクペイント（インクブラック）

下地が透ける場合は二度塗り、三度塗りと下地が見えなくなるまで塗膜を重ねます。
重ね塗りする場合はその都度しっかり乾燥させるのが重要ポイント。
刷毛（筆）跡はスポンジでポンポンと叩くとフラットに馴染みます。

ボトルの内側もしっかりとペイント。
中に土を入れるので、見える部分だけに色を塗ればOKです。

ボトルの底に水抜き用の穴をあけます。
ペットボトルやアルミ缶のような柔らかい素材はキリでプスッとひと突き。
スチール缶のような固い素材は、トンカチで釘を打ち込んで穴をあけましょう。

ボトルに土を入れ、グリーンを植えれば完成。
あっという間におしゃれなグリーンポットができあがりました。

不要品だってペイントするだけで立派なガーデン雑貨に。
今回は大人シックなブラックでご提案してみましたが、好みの色を使って自由にアレンジしてみてください。

ブラック×クリアの掛け合わせも好相性。
手持ちの雑貨アイテムと組み合わせることで、グリーンの瑞々しさがより一層引き立ちます。

ペットボトルや空き缶といった不要品を使った廃材リメイクアイデアをご紹介してみました。
お金をかけずに自分好みのオリジナル雑貨をつくるのも、ハンドメイドのおもしろいところです。
材料費0円の不要品リメイクをぜひ楽しんでみて下さい。