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「ホテルグランバッハ東京銀座」2021年11月30日開業!バッハの名曲とナチュラルフレンチで癒やしのステイを

  • 2021.12.10
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“バッハとウェルネスキュイジーヌで心身が癒やされるステイ”をコンセプトにした「ホテルグランバッハ東京銀座」が2021年11月30日(火)に開業しました。J.S. バッハの名曲を奏でるピアノや、ウェルネスキュイジーヌがテーマのフレンチダイニング、世界的パティシエが監修するスイーツなど、ここでしか体験できないおもてなしがたくさん。ひと足先にホテルの魅力をリポートします。

音楽の父J.S. バッハの名を冠したハイエンドホテル

ホテルグランバッハ東京銀座
ホテルグランバッハ東京銀座

日本有数のショッピングタウン、銀座のみゆき通りと昭和通りが交差する場所に「ホテルグランバッハ東京銀座」はあります。東京メトロ銀座駅から徒歩4分、東銀座駅から徒歩1分とアクセスも◎。

ホテルグランバッハ東京銀座
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エントランスにある狩野派の絵師による「四季花鳥図屏風」をモチーフにしたガラス加工。歩道には狩野派画塾跡の説明板も

ここは江戸時代、奥絵師(幕府や大名に仕えた絵師のなかで最も格式が高い役職)を代表する狩野派の画塾があった場所です。同じ時代にヨーロッパで活躍した、偉大な音楽家・J.S. バッハの名を冠して、“静謐な環境”、“四季を感じる食”、“癒やされる音と音楽”がまるでコンチェルトのように調和したホテルとなっています。

ピアノの優雅な旋律がゲストをお出迎

ホテルグランバッハ東京銀座
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エレベーターでレセプションのある2階へ。ロビーラウンジにはYAMAHAの最新自動演奏機能付きグランドピアノ「S6X-ENPRO」が置かれていて、バッハの心地よい音楽でゲストをお出迎え。こちらのグランドピアノ、後ろに映し出される映像と合わせた自動演奏を披露するほか、今後は若手アーティストのサロン・コンサートや定期演奏会なども開催予定だそうです。

ホテルグランバッハ東京銀座
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ロビーラウンジの先にはバー&ラウンジ「Magdalena(マグダレーナ)」があります。マグダレーナとはバッハの2番目の妻、アンナ・マグダレーナにちなんだ名前で、ピアノの心地いい演奏を聴きながらゆったり過ごせます。

ホテルグランバッハ東京銀座
ホテルグランバッハ東京銀座

エントランスから客室まで狩野派やバッハにインスピレーションを受けたアートを多数展示しています。写真はバー&ラウンジ「Magdalena」に飾られたバッハの小喜歌劇「おしゃべりをやめて、お静かに(別名コーヒー・カンタータ)」をモチーフにした作品。バッハが暮らしたドイツのテューリンゲンの森にある教会を描いていて、ゴールドのラインはバッハと現代を繋ぐイメージだそうです。小喜歌劇名のように、静かに過ごしたくなる、そんな静寂で落ち着いた空間が広がっています。

ホテルグランバッハ東京銀座
ライプツィヒは晩年を過ごし、終焉を迎えた地。ここで作曲したBWV1068の編曲『G線上のアリア』をイメージした作品が14・15階に展示されている

各フロアのエレベーター近くには、バッハが過ごした7つの地域と時代ごとの曲を表現したアート作品を展示。3・4階はアイゼナハ(出生地)とリューネブルク(音楽学校に通った町)で、幻想曲やフーガト短調、8・9階はミュールハウゼン(青年期)でオルガン奏者だったことから、教会カンターターをイメージするなど、階を上がるごとにバッハの成長を感じられます。

機能性に富んだスタンダードフロア

ホテルグランバッハ東京銀座
広さ27.4㎡のツインT1ルーム

ホテルグラバッハ東京銀座」の客室は全144室。3〜13階はスタンダードフロア、14・15階はエグゼクティブフロアとなっています。まずはスタンダードフロアをご紹介。

スタンダードフロアは、ダブル、ツイン、スーペリア、デラックスなど8タイプ。木の温もりを感じるシックなデザインで、エグゼクティブフロアも含む全室に快適な睡眠を提供する「Serta(サータ)」社のベッドを備えるほか、YAMAHAの高音質なサウンドバーも設置。VODを導入していて、クラシック・ソムリエの田中泰氏が監修する、癒やしをテーマにしたバッハ曲集「バッハに包まれる時間」を収納。臨場感あるクリアな音を客室にいながら体感できます。ファンは特に嬉しいですね。

ホテルグランバッハ東京銀座
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客室設備をチェック。全室バスルームとトイレが独立した造りで、洗い場には高級ホテルやスパで採用されている「KOHLER(コーラー)」のレインシャワーとハンドシャワーが付いています。シャンプー、リンス、ボディウォッシュはオーガニックヘアケア・ボディケアブランドの「Millenium Organics(ミレニアムオーガニックス)」。

ホテルグランバッハ東京銀座
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ベッドサイドにはUSBポートとコンセント、照明の点灯・消灯やカーテンの開閉ができるスイッチがあるので、ベッドにいながらラクラク操作が可能です。デスクにはUSB Type-Cの差し込み口、ジュエリーボックスもあるので、どこに置いたか忘れがちな指輪やピアスはここにイン。

ホテルグランバッハ東京銀座
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冷蔵庫近くの引き出しにはドイツの老舗高級紅茶ブランド「Ronnefeldt(ロンネフェルト)」のリーフカップ(1カップ用茶葉)があります。ドイツ生まれのバッハにちなんだ、こだわりを感じられます。

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広さ43㎡のコーナーキングルーム

スタンダードフロアで断然おすすめなのが、3〜10階のコーナーツインと11〜13階のコーナーキング。各階にひとつずつある大きな窓を配した、開放感と抜群の眺望を誇る客室です。

ホテルグランバッハ東京銀座
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ベッドの後ろには広いデスクがあるのでワーケーションにも最適。ちょっと疲れたら銀座の景色を眺めてリフレッシュもできます。

ホテルグランバッハ東京銀座
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最大の魅力はコーナー部分に配したソファとテーブル。写真右側には大型テレビとその下にYAMAHAのサウンドスピーカーがあり、眺望を楽しみながら音楽に酔いしれることができます。Netflixやhuluなど、動画配信サービスに登録していれば、視聴することも可能。そのほか、ミラーリング機能も完備しているので、スマホやタブレットを通じて、映画、ライブを高音質・大画面で楽しめます。おこもりステイにもってこい。

誰もが憧れるエグゼクティブフロア

ホテルグランバッハ東京銀座
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14・15階のエグゼクティブフロアは、ダブル、ツイン、スーペリアツイン、コーナーキング、スイートなど7タイプ。エグゼクティブフロアに宿泊するゲストは、2階の「Magdalena」がフリーラウンジとして利用できるほか、ウェルネスフード・コンシェルジュ監修の朝食が付くなど、より上質な滞在が期待できます。

写真はダイニングリビングとベッドルームからなる広さ83㎡のスイート。大きなソファにゆったり座って、心地よい音楽に耳を傾けながら読書をしたり…贅沢な時間を過ごせます。

ホテルグランバッハ東京銀座
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客室を彩るアートも音楽に関するものがたくさん飾られています。客室ごとに異なる絵画やオブジェに注目してみてください。

ホテルグランバッハ東京銀座
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スイートルーム、ジュニアスイートのバスルームは丸型の大きいバスタブが特徴。洗面ボウルはふたつあるので、身支度がスムーズにできますね。

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エグゼクティブフロアのバスアメニティは国内外のラグジュアリースパで採用されている、オーガニックヘア・ボティケアプロダクト「NATURAL FOUNDATION(ナチュラルファンデーション)」で、スキンケアキットも付きます。そのほか、今治タオルやバスローブ、ルームガウンも備わります。

管理栄養士監修のフレンチダイニング

ホテルグランバッハ東京銀座
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「ホテルグランバッハ東京銀座」の魅力を語るうえで、とても重要なのが「食」です。1階の「Wald Haus ヴァルト ハウス-森の家-」は、ウェルネスキュイジーヌをテーマにした、ナチュラルフレンチダイニング。管理栄養士の資格をもつ、ウェルネスフード・コンシェルジュの大島瑠梨子氏と総支配人・総料理長の佐藤敏浩氏による、美味しさと栄養バランスを意識した、癒やしの料理を、ランチはウェルネスコース、ディナーはプリフィクススタイルのメニューで堪能できます。

ホテルグランバッハ東京銀座
ランチのウェルネスコース4400円(税込)の前菜

ランチで提供する冬のウェルネスコース“からだよろこぶインナーケア”をいただきました。アミューズ、前菜、スープ、メイン、デザート、パン、コーヒーまたは紅茶からなる、免疫力アップの腸活メニュー。血糖値の急激な上昇を抑えるため、パンを最後に提供するなど、細部にまでこだわっています。

写真は前菜「季節野菜のサラダ菜園仕立て」。5種類の雑穀と豆、ケシの実を土に見立てて、そのうえに15種類の野菜をたっぷりのせ、菜園のようなみずみずしさを表現。ヴィネグレットは、米麹と水だけで作った八海山の甘酒がベースで、粒マスタードがアクセントになっています。この1皿だけで30品目も入っているので、栄養バランスも満点。彩りもきれい!

ホテルグランバッハ東京銀座
ホテルグランバッハ東京銀座

腸活に欠かせない食物繊維たっぷりの食材を使ったスープ「牛蒡とマッシュルームのポタージュ」。ブイヨン・ド・レギューム(野菜のだし)と豆乳で作る、乳製品を使用しない体に優しいポタージュです。上にのった生のマッシュルームとゴボウチップスの食感もいいです。

ホテルグランバッハ東京銀座
ランチのウェルネスコースのメインディッシュは魚と肉料理から選べる

メインディッシュの魚料理は、千葉県産スズキを塩麹でフランベして、香りと旨味を引き出した「旬鮮魚のポワレ」。ポロネギをじっくり炒めたソースは、豆乳と隠し味に白味噌を使っているので、ポロネギの甘みと発酵食品の旨味が合わさり、白身魚とベストマッチ。

鎧塚俊彦氏監修の「季節のフルーツとヨーグルトのミニパフェ」でフィニッシュ。新鮮なイチゴとバニラアイス、自家製のイチゴのコンフィチュールをまぜた生乳100%のヨーグルトを重ねたパフェで、洋梨とイチゴをトッピング。さっぱりとした甘さでコースの最後にぴったり。

スイーツは鎧塚俊彦氏とコラボレーション!

ホテルグランバッハ東京銀座
「ホテルグランバッハ東京銀座」オリジナルの鎧塚俊彦氏監修ケーキも販売

「Wald Haus ヴァルト ハウス-森の家-」のデザートメニューは、世界的パティシエの鎧塚俊彦氏とコラボ。ランチやディナーはもちろん、ティータイムにはこだわり生地のワッフル、焼き立てスフレも登場。さらに、ケーキや焼き菓子はテイクアウトも可能です。

2階のオープンキッチン付きボードルーム「Wald Tür(ヴァルト トゥール)」では、ウェルネスフード・コンシェルジュと総料理長がゲストの好みに合わせてディナーメニューを考案・提供する、オーダーメイドの食体験「パーソナルウェルネスディナー」、ランチ付きの食にまつわるセミナー(どちらも要予約)など、これまでにないサービスも満載。食と音楽が繋ぐ、心身ともに癒やされる滞在を楽しんでください。

■ホテルグランバッハ東京銀座
住所:東京都中央区銀座5-13-12
TEL:03-5550-2222
チェックイン:15時
チェックアウト:11時
料金:2名1室(税込・宿泊税別)スタンダードツイン2万3600円〜、デラックスツイン6万8920円〜、スイート15万1420円〜

■Wald Haus ヴァルト ハウス-森の家-
営業時間: 朝食7時〜10時30分(10時LO)、昼食11時30分〜15時(14時30分LO)、喫茶15時〜17時30分(17時LO)、夕食18〜22時(21時LO)

Text:木村秋子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平

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