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【成城石井おすすめ惣菜】香港の米粉クレープ「海老のチョンファン」実食レポ

  • 2021.12.7
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香港で飲茶を楽しもうとお店に出かければ、メニューに「腸紛」という食べ物があることに気づきます。文字面から敬遠してしまいそうですが、広東語で「チョンファン」と読むこの料理は、もち米の蒸しクレープともいえる優しい味の点心のひとつなのです。それが「成城石井」のチルド惣菜で気軽に食べられるのですから、試さないわけにはいきませんよね。そこで今回は、「海老のチョンファン」の味を実食してレポートします。

まずはパッケージを眺めてみる

商品名は「海老のチョンファン」(539円・税込)。電子レンジ専用です。500Wで3分加熱します。「ふんわりラップをかけて」と書かれているので、プラスチックの帯と蓋は外してからラップをかけて加熱するようです。

入っているのは5本のチョンファン。1本当たりのカロリーの推定値は55kcal。5本食べても275kcalです。チョンファンの皮は米粉。具はえびのほかにくわいも入っていて、味がついています。くわいはおせちにも登場する縁起のいいといわれる球根です。

ラップをして加熱すると半透明に!

加熱してみると、チョンファンの皮が少し透明になって、中の海老にも火が入ってうっすらと海老の色と形がわかるようになりました。

さて、さらに表示を見てみると「原産国名:ベトナム」と記載されていました。原産国名は輸入した加工食品についてその商品がどこの国から輸入されたものかを示すものですから、ベトナムで作られたものが輸入されているということになります。

「なんでベトナム?」と疑問になる方もいるかもしれませんが、実はベトナムにはベトナムバージョンのチョンファンがあります。「バインクオン」という名前で、皮はやはり米粉を蒸して作ります。

実食!ちゅるっと食感もうれしい

このチョンファンの皮のなめらかなしっとり感、伝わるでしょうか。4つ並んだ海老も外から見えていて、食欲をそそります。

皮を切って中を見てみると、ぷりっぷりの海老が、その奥にはくわいが入っています。味のほうは、具の素材の味を生かしたあっさりの中華風。ちゅるっとした食感で、そのままでもおいしくいただけますが、ちょっとだけお醤油をつけてもおいしいと思います。

香港で本場ならではのローカルな点心を

香港の香港島側、上環にあるのが「蓮香居」という朝6時からやっている飲茶のお店です。次々とたくさんの飲茶を載せたワゴンがテーブルを回って、お客さんは欲しいものを受け取ります。受け取ったら伝票に記入していくというスタイルです。

こちらにももちろんチョンファンはあります。豚肉のネギのものをいただきました。ちゅるっとした川の食感に、旨味たっぷりの具。そこにかけてくれるのはしょうゆベースのあっさりとしたたれ。見た目ほど塩味は強くなくって、チョンファンの味を引き立ててくれます。

それにしても、成城石井のお惣菜ならレンジで3分でおいしいチョンファンが食べれるとは驚きです!

トップの画像は香港島のビクトリア・パークからの眺めでした。

蓮香居

住所:160號 Wellington St, Sheung Wan, 香港

電話:+85225444556

営業時間:6:00~17:00 無休(記事公開時の情報です。電話で確認してください。)

成城石井

※店舗により取扱商品は異なります。店頭でご確認ください。

[All photos by Atsushi Ishiguro]

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