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作る、食べるをもっと楽しく。家のなかと外、両方で使いたい「日本のいいもの」

  • 2021.12.6
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伝統や職人技が生きた、機能的な暮らしの道具。せっかくなので家のなかだけではなく、外でも使ってみませんか。 今回は「作る、食べる」をテーマに、昔ながらの製法で作られた日本の道具に現代的なデザインや技術をプラスしたアイテムをご紹介します。新しい魅力を備えた調理道具は、きっとこれまでの「作る」「食べる」をもっと楽しくしてくれるはず。

作る、食べるをもっと楽しく。家のなかと外、両方で使いたい「日本のいいもの」
作る、食べるをもっと楽しく。家のなかと外、両方で使いたい「日本のいいもの」
IHやオーブンでも使える、鋳物なのに軽い鍋
作る、食べるをもっと楽しく。家のなかと外、両方で使いたい「日本のいいもの」
ことりっぷ

新潟「ユニロイ」の「キャセロール」(写真右、直径約22cm 26400円)は、じっくり蓄熱するため食材の旨みを最大限に引き出してくれる鋳物ホーローの鍋。そのよさを残しながらも約2.2kgと扱いやすい軽さを実現しています。

くらしの知恵と道具を扱う「jokogumo」にある「稲わらの鍋敷」(写真左、直径約15.5cm 1100円)は、米どころ新潟県中越地方の豊富な稲を利用して、地元のおばあちゃんが昔ながらの編み方で作る鍋敷き。吊り下げられる紐つきです。

サーバーや包丁がわりにもなる木べらとハサミ
作る、食べるをもっと楽しく。家のなかと外、両方で使いたい「日本のいいもの」
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長野「studio482+」の「木べら」(写真右、1980円)は、料理家・宮本しばにさんオリジナルの木曽タモ製の木べらです。持ち手が短いため、しゃもじとしても使えます。ロングの商品もあります。

民藝の器を中心に手仕事で丁寧に作られた日本のものを販売する「FRANK暮らしの道具」にある「山桜の木べら」(写真右から2番目、3850円)は、香川のクラフト作家・白井裕喜さんが山桜から削り出す木べらです。亜麻仁油を主成分とする100%植物油・植物ワックスで保護塗装され、安心なのも魅力です。

新潟「鳥部製作所」の「キッチンスパッター」(写真左から2番目、5940円)は、グッドデザインで軽いうえ、片刃のシャープなギザギザで魚、肉、野菜から乾物までスムーズな切り心地が人気のハサミです。

日本の手仕事・暮らしの道具を扱う「cotogoto」にある、「播州刃物のキッチン鋏」(写真左、8250円)は、くるみ割、栓抜きとしても使える名品。兵庫県播州地方は鍛冶産業の始まりの地とされ、今では上質な刃物の産地で知られています。

通気性のよさがごはんをおいしく保存
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くらしの知恵と道具を扱う「jokogumo」にある「篠竹の弁当箱」(写真右、6380円)は、雪国・岩手の厳しい環境で育った篠竹の皮で編まれた、昔ながらのお弁当箱。しなやかで弾力性、通気性ともに抜群です。

奈良の老舗「中川政七商店」の「弁当箱」(写真左、4620円)は、石川・山中漆器の技法を生かし特殊素材を塗装した、ご飯粒がつきにくい弁当箱です。調湿作用のあるスギぶたが、水分をほどよく吸ってくれ、美味をキープしてくれます。

日本の手仕事・暮らしの道具を扱う「cotogoto」にある、京都「宮井株式会社」の「先染風呂敷」(写真下、50×50cm660円)は、1901(明治34)年創業の老舗の風呂敷です。十字の刺子は、裏が格子のように見え、異なる表情が楽しめます。

モダンな網目のざるを、プレートがわりに
作る、食べるをもっと楽しく。家のなかと外、両方で使いたい「日本のいいもの」
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くらしの知恵と道具を扱う「jokogumo」にある「マタタビのそばざる」(6600円・左、参考商品・右)は、古くから福島・奥会津で米とぎざるや洗いかごなどに使われてきたマタタビを使用しており、白木のやわらかさ、編み目のモダンな雰囲気が素敵。トーストやフルーツも似合います。

衛生的なステンレスかごは、キャンプの食材入れとしても
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京都「鳥井金網工芸」の「丸かご」(直径18×高さ9cm8470円、直径24×高さ9cm10450円)は、家の中、野外での食材のストックや水切りとして使えるだけでなく、リビングや寝室の収納としてもおすすめです。

スタッキング&入れ子。すっきり重ねられる気持ちいい道具
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大阪「Platchamp」の国産ホーローの器シリーズ(写真中央上、皿直径25cm4290円、直径30cm5060円、深皿直径21.5×高さ4cm 4290円)は、陶器のような質感で色もシック。「ホームパーティーやキャンプというフィールドをボーダレスに楽しみたい」というブランドコンセプトどおり、家のなか、外で違和感なく使えます。ほかにマグカップ、カトラリーもあります。

「やまと薬膳」で扱う「木曽ヒノキの曲げわっぱ」(写真右、19800円)は、曲物と漆で知られる長野県・木曽に伝わる曲げわっぱ。七つのわっぱが入れ子になって、七つ重ねた様子も美しく、本体、ふたとさまざまな組み合わせ方ができます。木曽ヒノキの拭き漆の仕上げが見事です。

くらしの知恵と道具を扱う「jokogumo」にある「竹の角盆ざる」(写真下、タテ21×ヨコ17cm3190円、タテ25×ヨコ18.5cm3410円、タテ28×ヨコ21cm3850円)は、フラットなつくりで重ねやすい、新潟・佐渡島で作られる真竹角盆ざる。水切りだけでなく干し野菜作りをはじめ、大きいものはざるそばや天ぷら、小さいものはひとり分のおにぎりやサンドイッチを盛るのにちょうどいいサイズです。

新潟「ユニロイ」のキャンプツールブランド「SSCamp!」の「ソロキャスト16」(写真左、19800円)は、「鋳物の調理道具は重い」というイメージを一新する、ハンドル付きで軽量が自慢のグリル、スキレット、プレート3点セット。ソロキャンプ用に作られた小さめサイズで、重ねられ収納もコンパクトに。家の中でもお皿がわりに熱々でテーブルに出せて便利です。

作る、食べるをもっと楽しく。家のなかと外、両方で使いたい「日本のいいもの」
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作る、食べるがもっと楽しくなる「日本のいいもの」はいかがでしたか?新しい魅力を備えた調理道具を、ぜひ体験してくださいね。

家のなかと外、両方でお茶を楽しめる「日本のいいもの」はいかがでしたか?じっくりと淹れたお茶を、ぜひ味わってくださいね。

※こちらは「ことりっぷマガジン Vol.30 2021秋」より抜粋した記事になります。

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