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これ読めたらスゴイ!【湯湯婆】冬に大活躍の防寒グッズです

  • 2021.12.5
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寒くなると活躍する防寒グッズの中に、「湯湯婆」というものがあります。 何のグッズかご存じでしょうか? これが読めるあなたはすばらしいですよ!

(1)「湯湯婆」は「ゆゆば」ではない

湯と婆で構成された「湯湯婆」ですが、何をさしているのか分からないという方も多いでしょう。 有名なアニメに出てくるあのキャラクターの名前と似ていますが、まったくの別物です。 ヒントは、お布団の中にあるとポカポカします! そう、これは「ゆたんぽ」です。 多くは“湯たんぽ”と書くので、まさかこの漢字だとは思わないでしょう。 ちなみに、「湯婆」を「たんぽ」と読むのは唐音読みからきています。 湯湯婆はすでに中国・唐の時代にはあり、「湯婆」を「tangpo」と読んでいました。 (『広辞苑』より)

(2)「湯湯婆」はどんな防寒グッズ?

湯湯婆とは、中にお湯を入れ、寝床などに入れて足や体を温めるのに用いる道具のことです。 亀の甲羅のような形をした楕円形をしています。 容器の素材は金属や陶器、プラスチックとさまざまな素材でできており、バリエーションも豊富です。 湯湯婆=昔のものではなく、現代でも大活躍しています。 また、SGDsにも特化しているので、環境にも優しい防寒グッズです。 それ以外にも災害時に役立つため、ひとつ持っておくと便利でしょう。 (『広辞苑』より)

(3)「湯湯婆」の由来

湯湯婆に、なぜ「婆」という漢字が使われているのか不思議ですよね。 じつは「婆」には「妻」や「母親」という意味があります。 妻や母親のぬくもりを感じながら寝るように、そのぬくもりをお湯に代え、容器に入れて寝ることから「湯婆」とつきました。 日本には室町時代に伝わってきましたが、湯婆だけでは通じなかったようです。 湯婆は容器のことだと解釈され、お湯を入れて使うことから「湯湯婆」となりました。 つまり、思い込みから“湯湯婆”という言葉は生まれたようです。 実際、湯婆より湯湯婆のほうがしっくりくるような気がしますね。 (『広辞苑』より) 専用の容器にお湯を入れて体を温める「湯湯婆」。 湯湯婆を入れると、寒い布団の中はすぐ温めることができます。 電気もいいですが、お湯の力を借りてエコな暮らしをするのもいいかもしれませんね。 (恋愛jp編集部)

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