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キレイの理屈 〈レ・マン・エルメス〉 美のしぐさに目覚めるネイルコレクション。

  • 2021.12.3
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HERMÈS Les Mains Hermès 左から、レ マン エルメス ヴェルニ エマイユ 65 ヴェール・エジプシャン、同 33 オランジュ・ボワット、同 64 ルージュ・カザック 15㎖ 各¥5,500、レ マン エルメス クレーム レ マン 100㎖ ¥13,200(エルメスジャポン 03−3569−3300)

〈エルメス〉 のビューティラインより、初のネイルカラーやハンドクリーム、キューティクルケアオイルなど6種類を展開する〈レ・マン・エルメス〉が、この10月に登場した。第1章〈ルージュ・エルメス〉、第2章〈ローズ・エルメス〉、それに続く第3章〈レ・マン・エルメス〉は、職人の手仕事を尊ぶ〈エルメス〉らしい、手のケアと美にまつわるコレクション。シンプルで飾りたてないプレシャスなガラスボトルは、円筒を少し横に広げ、ガラスをわずかに厚くしているそう。こうすることで色と透明感の間にリズムが生まれている。使うたびにその人の形となるルージュの楽しみ方とはまた違い、並べることでミニチュアオブジェとしての楽しみも増えそうだ。
気になるネイルカラーは全24色。メゾンが得意とする分野のひとつでもある、エナメル加工の技術で培われた知識と経験が取り入れられていることもあり、鮮やかな輝きと光沢が実に美しい。すべてメイド・イン・フランスで、天然由来成分を少なくとも71%配合するナチュラルな処方。長くしなやかなフォルムのブラシは安定感があり、ワンストロークで均一に塗ることができる。どの色を纏おうかと悩むところではあるが、〈エルメス〉
らしさを指先にも、という目的であれば、ユニバーサルトレンドともいえるバランスの取れた赤「64 ルージュ・カザック」や、メゾンのアイデンティティを閉じ込めたボルドーに近い赤「85 ルージュH」を定番に、〈エルメス〉のオレンジボックスカラーを象徴する「33 オランジュ・ボワット」や、ナイルの谷の蜃気楼の影を表現したエキゾチックなグリーン「65 ヴェール・エジプシャン」などがおすすめだ。
また一生に一度は手にしたいハンドクリーム「クレーム レ マン」は、〈エルメス〉が手がける最初のスキンケアプロダクト。コスモスナチュラル認証を取得し、"エルメス ビューティ"の象徴的成分でもあるホワイトマルベリーエキスをはじめ、オーガニックシアバター、苔由来の天然成分を配合するなど、天然由来成分98%で処方されている。軽やかなテクスチャーで手肌に溶け込むようになじみ、後肌はさらり。サンダルウッドやパチョリなど、ハンドクリームとしては意外性のある香り立ちが癖になる逸品です。

文/永富千晴
ながとみ・ちはる/美容ジャーナリスト。〈club C.〉主宰。女性誌やウェブで、企画、編集、執筆に携わる。YouTubeチャンネル「永富千晴キレイの未来」も。

※この記事は、No. 97 2022年1月号「&Beauty」に掲載されたものです。

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