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ガリッと歯ごたえある食感がたまらない"あじフライ"

  • 2021.12.2
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しっかりと歯ごたえあるパン粉を使うことで、冷めても食感が損なわれないアジフライをつくることができます。器と料理の組み合わせを提案する店「カモシカ」を主宰するオカズデザインさんに、器の紹介と、その器を引き立たせる、目にも舌にもおいしいレシピを教わりました。

ガリッと歯ごたえある食感がたまらない"あじフライ"

■“あじフライ”のつくり方

あじフライをのせた琺瑯(ほうろう)の器って、どこかアジアの食堂で見かけるような風情がありますが、四角い形によってちょっと洗練された雰囲気もあります。これはヨーロッパのヴィンテージの琺瑯皿ですが、古道具の琺瑯は、釉薬(うわぐすり)に濃淡のムラがあったり、少し錆さびているのも味わいです。パン粉は天然酵母でつくったパンを乾燥させて粉砕したものを使うと、冷めてもガリッとした食感のままでいただけます。


◇材料 (4枚分)

あじ:2尾(背開き、または3枚におろす)
卵:1個
小麦粉:1/4カップ
炭酸水:1/3カップ
パン粉:適量(多めに用意)
揚げ油:適量
塩:少々
白胡椒:少々
立て塩:(冷水1Lに塩大さじ2、白ワイン大さじ1を溶いておく)


(1)あじを立て塩に漬ける
あじを立て塩に漬け、冷蔵庫で15分ほどおく。ザルにあげてキッチンペーパーに挟んでしっかり水気を取る。白胡椒を全体にふる。

(2)バッター液をつくる
ボウルに卵を割り入れて混ぜ、小麦粉を加えてさらに混ぜ、炭酸水を少しずつ加えながらのばす。

(3)パン粉をつける
2にあじをくぐらせ、余分な液を落としてからパン粉をしっかりまぶしつける。

(4)揚げる
フライパンに揚げ油を入れて強火にかけ、180℃になったら3を入れ、そのまま触らずに加熱し、表面がきつね色になったら裏返す(揚げ時間は全体で2分ほど)。

(5)仕上げ
油をしっかりきり、塩を軽くふる。

盛りつけ
盛りつけ

――教える人

「オカズデザイン」

2000年、吉岡秀治・吉岡知子が結成。“時間がおいしくしてくれるもの”をテーマに、書籍や広告のレシピ制作・器の開発・映画やドラマの料理監修などを手がけている。2008年より東京都杉並区にて、器と料理の店「カモシカ」を不定期でオープンし、作家の器の展示や季節の保存食の販売をはじめ、食にまつわる企画を開催。『二菜弁当』(成美堂出版)など著書多数。


文:藤井志織 写真:伊藤達也

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