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『ドクターX』ファンなら当然知ってる! 未知子の行きつけ&ド定番な都内ロケ地4選

  • 2021.12.2
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2012年の放送開始以来、すでに第7シリーズを数える人気ドラマ『Doctor-X 外科医・大門未知子』。作中にたびたび登場する定番ロケ地を東京都内で訪ねてみましょう!

シーズン7まで続く人気シリーズ

2012年からテレビ朝日系で放送されている人気テレビドラマ『Doctor-X 外科医・大門未知子』(以下、「ドクターX」)。

フリーランスの外科医・大門未知子(米倉涼子さん)が、「私、失敗しないので」というキメ台詞とともに、困難な手術に挑む姿を描いた作品です。

「私、失敗しないので」。女性外科医のイメージ(画像:写真AC)

2012年のシリーズ開始以来、多くのファンを獲得し、いまや国民的ドラマと言っても過言ではないでしょう。2021年10月からはシーズン7が放送中です。世帯平均視聴率は初回が19.0%、第2話が15.9%、第3話が16.6%……と引き続き好調。その人気ぶりは健在のようです。

そんな人気ドラマ「ドクターX」には、東京都内で撮影されたシーンが多くあります。医療ドラマとはいえ、病棟や手術室以外のシーンも魅力的なのはファンの皆さんならよくご存じでしょう。

そこで自身も「ドクターX」ファンである筆者が、病院以外のシーンで登場するロケ地を調査してまとめました。いずれも未知子がよく出没するスポットです。

1. 品川区「旗の台つりぼり店」

未知子が師匠と慕う神原昌(岸部一徳さん)が経営する「神原名医紹介所」。未知子たちが麻雀に興じるシーンは、ファンの間ではすっかりおなじみです。

「神原名医紹介所」のロケ地、旗の台つりぼり店(画像:(C)Google)

神原名医紹介所のロケ地(外観)は、東急池上線・旗の台駅から歩いて6分の「旗の台つりぼり店」(品川区旗の台)。旗の台つりぼり店は、もとは「荏(え)の花温泉」という銭湯でした。

銭湯を廃業して、現在は釣り堀として近所の人々の憩いの場となっています。中に入ると靴箱・番台・体重計・洗い場などがあり、銭湯だった頃の面影を随所で感じられるでしょう。

ちなみにドクターXのシーズン5まで、神原名医紹介所のロケ地は「有限会社コスガ」(江東区佐賀)という洋風建築の建物でした。大正時代の建築物とされていて、それだけに重厚かつ懐かしさを感じさせるたたずまいでした。

2. 品川区「中延温泉松の湯」

手術を終えた未知子が銭湯でリフレッシュする場面も、おなじみの定番シーン。よく湯船の中で手足をバーンと広げたり、昌さんと話したりしています。

入浴シーンのロケ地となっているのが、1948(昭和23)年創業の銭湯「中延温泉松の湯」(品川区戸越)。東急大井町線の中延駅より徒歩2分の場所にあります。

未知子がリフレッシュする銭湯、中延温泉松の湯(画像:(C)Google)

破風作りの外観、松の生える日本庭園、富士山の絵。“ザ・銭湯”と言える伝統的な雰囲気を残しつつ、高濃度炭酸泉やジェットバス、サウナなどの設備も充実させています。

「温泉」と謳っている通り、松の湯で出てくるお湯は天然の温泉。お風呂はもちろんのこと、蛇口・シャワーから出るお湯もすべてが温泉なのだそう。肌ざわりがとてもいいそうなので、入浴の際には意識してみてください。

ちなみに「ドクターX」シリーズでは、松の湯のほか中野区中央の「千代の湯」、大田区南雪谷の「明神湯」などもロケ地になっています。外と中で異なる銭湯で撮影していることもあるので、いろいろな銭湯を巡る楽しみが増えそうです。

3. 港区「焼肉苑 麻布十番店」

「ドクターX」には頻繁に食事シーンがあります。特に未知子と昌さんが焼肉を食べるシーンが印象的、というファンも多いのではないでしょうか。

焼肉のお店でよく使われているのは「焼肉苑 麻布十番店」(港区麻布十番)。東京メトロ南北線の麻布十番駅からは徒歩5分です。

麻布で焼肉……なんて聞くとちょっと緊張してしまいますが、同店は広々としていて明るく、コストパフォーマンスもよいので、初めての人もきっと来店しやすいはず。

席はテーブル席や掘りごたつ席などに分かれており、気分やシチュエーションで使い分けられるのもうれしいところ。

メニューのお肉は多彩ですが、特におすすめなのは「焼テーキ」です。200gの分厚い肉を、網でジュワーッと加熱。焼きあがったら溶かしバター、青唐辛子、ネギ、オリジナルのソースをかけていただきます。

4. 新宿区「たいやき わかば」

未知子の飲食シーンといえば、たい焼きも印象的。手術後で空腹の未知子がおいしそうにたい焼きをほお張るシーンを見ていると、こちらも食べたくなってしまいます。

未知子が好きなたい焼き屋は、四ツ谷の住宅街近くにある「たいやき わかば」(新宿区若葉)。1953(昭和28)年から営業していて、ひとつずつ鋳型(いがた)で丁寧に焼く昔ながらの製法を守り続けています。

未知子がほお張るたい焼きのお店、わかば(画像:(C)Google)

わかばのたい焼きの特徴は、皮は薄めでパリッと香ばしく、中は粒あんがしっぽまでたっぷりなこと。こちらの社訓が「鯛焼きのしっぽにはいつもあんこがありますやうに」だそうで、まさに有言実行という感じです。

その味への評価は高く、わかばは麻布十番の「浪花家総本店」、人形町の「柳家」と並び、「東京たい焼き御三家」と称されています。最寄り駅は、各線の四ツ谷駅から徒歩5分。

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以上四つ、いずれもお店や事業所として使われているので、ロケ地巡りの際はマナーを守って訪問しましょう。

シュウ(漫画・アニメライター)

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