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歴史的に11人のみの栄誉!母国での国民栄誉賞にリアーナも「勝るものはない」と感無量

  • 2021.12.2
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シンガーで実業家でもあるリアーナが、母国バルバドス諸島のナショナルヒーローの称号を授与された。(フロントロウ編集部)

ナショナルヒーローに選ばれるのは女性として2人目

シンガーとしてデビューし、俳優や実業家として手広く活動するリアーナは、母国バルバドス諸島の文化大使や特命全権大使などに任命されるだけでなく、リアーナが育った家の前の公道はリアーナ・ドライブと呼ばれるなど、バルバドス国民としての功績を国内で称えられている。

画像1: ナショナルヒーローに選ばれるのは女性として2人目

そんなリアーナが、今回エリザベス女王を元首とする君主制から共和制に政治体制が移行するにあたって開催された式典に出席。

そこでは、リアーナに国民栄誉賞にあたるナショナルヒーローの称号が与えられた。これまでナショナルヒーローは、バルバドスの初代首相であるエロール・ウォルトン・バローなどの政治家に与えられてきたが、今回リアーナがアーティストとして初めて称号が与えられた。

ナショナルヒーローの授与式では、ミア・モトリー首相がリアーナのヒット曲「Diamonds(ダイヤモンド)」をなぞり「感謝する国民、そしてそれ以上に誇りに思う国民を代表して、バルバドスのナショナルヒーローに任命されたアンバサダー、ロビン・リアーナ・フェンティを紹介します。あなたがダイヤモンドのように輝き続け、その言葉と行動で国に名誉をもたらし、行く先々で称賛が得られますように」とコメントし、リアーナにナショナルヒーローという称号を授与した。

画像2: ナショナルヒーローに選ばれるのは女性として2人目

するとリアーナも「この日のことは絶対に忘れません。また、私が予想もしなかった日でもあります。私はバジャン(※バルバドス諸島の人)であることをとても誇りに思っています。私は死ぬまでバジャンであり続けるでしょう。今でも、私が故郷と呼ぶのはここだけです。このような形で私を称えてくださって、本当にありがとうございます。私は世界中を旅して、いくつもの賞や表彰を受けてきましたが、育った土地で認められることに勝るものはありません」とコメントを残し、たった11人しか選ばれていない国の英雄になれたことを喜んだ。

2012年に祖父母の名前をとってチャリティ団体クララ・ライオネル基金を設立し、社会問題にも積極的に声をあげているリアーナ。バルバドス諸島の英雄となり、これからも世界で活躍し続ける。(フロントロウ編集部)

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