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人気俳優の〝戦友婚〟が後押し! いまは働く女性ほど結婚にメリットがある時代

  • 2021.12.2
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「仕事に生きたいから恋愛は要らない」は本音!?


こんにちは、恋愛・結婚アドバイザーの植草美幸です。

共働きが半数以上となって久しい昨今。仕事に生きがいを感じる女性も増え、アラサーを中心に「恋愛は面倒だから、しばらく彼氏はいらない」と考える女性もいるといいます。現在の晩婚化の中心となっている40代や、むしろ早婚志向を高めている20代前半の狭間で悩ましく感じているのではないでしょうか。

でも、今の時代、結婚と仕事は取捨選択しなければならないものではないですよね。イソップ童話の「すっぱい葡萄」のように、手に入らないものは価値の無いものなのだと自己正当化しているようにも見えてしまいます。

実際、崖っぷちになってから、結婚相談所に駆け込んでくる女性は年々増えていて、婚活市場は10年以上盛り上がり続けています。公の調査では50歳時点で未婚だと生涯独身者と数えられますが、実際は50歳以上の婚活会員は増え続けていますから、実は「一生結婚しない」と決めている人はごく少数。

現実逃避をせず、恋愛と仕事を同時進行するのは大変かもしれませんが、それぞれに相乗効果もあります。今回は仕事に真剣に取り組みながらも、それをプライベートに活かせるポイントをお伝えします。

仕事重視の女性が恋愛(結婚)を両立する3つのメリット

1 仕事のスキルアップが出会いのレベルアップになる

ここ20年で職場結婚は半減していて、さらに、このコロナ禍で若い世代の出会いの場としての機能は減少傾向ですが、職場の人や仕事関連の縁というのは今後も一定数は存在し続けるでしょう。重要な仕事ほど、相手との信頼関係は必要不可欠。仕事で人を見る目や市況を見極める力を養うことは、恋愛力にもつながるはずです。

2 仕事がデキる男性と対等になれる

経済的に不安定で給料も上がりにくい時代ですから、最近は自立した女性がモテますし、婚活をしても上手くいきます。稼ぎの良さというより、組織に属して社会経験や一般常識があるとか、きちんとした一人前の大人であることが重視されている印象ですね。とくに同世代の結婚であれば、夫婦で仕事の話を対等にでき、迷ったときに相談しあえるような関係を男性は求めています。

3 仕事に集中するために先に結婚も

近年は晩婚化の一方で、才能に溢れ、仕事に燃える若い方ほど早婚を望む傾向があります。仕事と恋愛を同時進行するのが面倒なら、むしろ先に恋愛や結婚を済ませて、家庭という土台を先に作ってからキャリアを積むのもひとつの方法。

最近、ご結婚された俳優の菅田将暉さんと小松菜奈さんが、お互いを〝戦友〟と称した結婚発表も話題になりましたね。若いお二人、まずは夫婦として生活基盤を整えて、仕事に全力を注ぐという考えもこれから増えていくかもしれません。

仕事人間がコロナ禍で見つけた〝気づき〟

一方、「仕事ばかり」の自分に嫌気がさしているのに職場に出会いがない人や、仕事ばかりで恋愛力が成長しないと感じている人は、本格的な婚活に踏み切るケースも。とくにコロナ以降は「このままではダメになりそう!」と思い立って相談にくる人は、女性に限らず男性も増えています。

リモートで会社に行かなくなり、ただの友人関係ではあえて会う必要性や理由がなくなって、引きこもってしまう人もいて、そういう人たちは羽が生えたように婚活を楽しんでいます。真剣なお見合いや婚活というのは人生のビッグイベントの準備ですし、不特定多数と出会うだけの遊びとは違います。結婚相談所内やお見合い、デートに利用する飲食店の感染対策が徹底されていれば、堂々と活動していいと思います。

34歳のある婚活男性は、コロナ以降、早々に週1回の出勤以外はリモートに。職場からは県外への外出や不要不急の外出は避けるようにと、くぎを刺されたことを真面目に守り、食事は常時ウーバーで済ませていたといいます。婚活相談に来たときは「1年ぶりに生身の人と話しました」と。確かに「こんにちは~!」と大きな声で話しだしたのでビックリしましたよと言うと、「声の調整がわからなくなったのかも……」とおっしゃったのが印象的でした。

その後、26歳の女性とマッチングし、お見合い後は彼の家で“暮らし”を軸にした自宅デートを重ねているお二人。家で疑似夫婦をすることが今の気分にぴったりはまり、「一人よりも二人のほうが楽しいものですね」と順調に交際中。一人より二人でいることが楽しくなれば、激動の価値観の中でも毎日イキイキと暮らせるのです。

恋愛と仕事を両立して幸せな結婚を

男性には「仕事をするから結婚はしない」という考えはあまりなく、むしろ、結婚したことで仕事に身が入るという人が少なくないですよね。これからは女性も同じように、家計を支えるために仕事を続けていく時代ですから、仕事と結婚を天秤にかけることも少なくなるはずです。

そして、共働きで絶対していけないのが「私のほうが稼ぎや肩書は上よ」といったマウンティング。それさえ心得れば、女性もバリバリ働きながら幸せな結婚をすることは十分可能です。ぜひ欲張りになって、婚活に挑んでみてくださいね。

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