1. トップ
  2. グルメ
  3. 【御殿場市】中々たどり着かないお店!?「athleteChiffon」

【御殿場市】中々たどり着かないお店!?「athleteChiffon」

  • 2021.12.1
  • 4096 views

こんにちは。 またお会いしましたね、annみつ姫です。 山頂が白い富士山が青空に映える季節になりました。麓の御殿場市にオープンしたスイーツ店をご紹介します。

古民家を改装した店舗の場所は

9月からプレオープンして様子を見ながら、10月27日にオープンした「athlete Chiffon(アスリートシフォン)」は、アスリートのためのシフォンケーキ専門店です。 場所は、御殿場自動車学校の裏手&滝ヶ原街道に平行している細い路地を入って&陸上競技場の近く・・・と、何とも歯がゆい説明になってしまうのですが、「どうせなら、なかなかたどり着かないお店でもイイかな~って思ってます!」と笑顔で教えてくれたのが、店主の富岡智奈美さん。 主要道路から奥に入り駐車場にたどり着くと、このような丁寧な案内看板が立っていました。因みに、この駐車場からは富士山がド~ンと見えるんですよ。

出典:リビング静岡Web

せっかくなので、QRコードを読み込んでみると・・・軽快なミュージックに乗せて(3倍速!?早歩きのスピードって感じでした)案内されるまま、駐車場からリズミカルに歩いておよそ280歩!まずは店舗看板がお出迎え、スタッフが1枚ずつ並べてくれた敷石に沿って進むと、古民家を改装した(まだ進行中だそうです)店舗に到着しました。

出典:リビング静岡Web
出典:リビング静岡Web
なぜ、今、チャレンジを

食に興味を持ち、健康には意識が高い富岡さんが、4月にスノーボードでケガを負い、松葉杖生活を体験しました。アパレルと料理教室とのダブルワークの生活が強制終了し、一日中パソコンの前に座るだけの生活を強いられて、このままで良いのかと何度も問いかけたと言います。80歳まで現役で好きな事だけを仕事にしたいという理想があって、子どもの頃からの夢であったスイーツ店のオープンに踏み切りました。 そう思ったら、即実行の富岡さん。会う人毎に「こんなふうにしたいけどどうすればいい?どう思う?」と声をかけたそうですよ。本来ならなかなか決まらない店舗だって、料理教室の生徒さんとのご縁が繋いでくれました。

出典:リビング静岡Web
アスリートのためのスイーツを

美味しいモノを食べることだけでなく食に興味を持ち、調理師免許はもちろん、自宅でパンや料理教室を開催している先生でもある富岡さんが、さらにアスリートの世界に目を向けたのはアルペンスキー選手である息子さんの食を幼少期から支えてきた事がきっかけだったそうです。食事指導は成長期の身体作りの資本・基本にもなり、より効果的にバランス良く摂取できる食材や組み合わせ、専門的な知識と仲間作り。アスリートフードマイスターの資格取得も自然な成り行きだったのかもしれません。もとより、人が大好きで、出会う人の魅力探しの天才でもある富岡さんの周りには、本当に色んな人々が吸い寄せられるように集まってくるんです。「いつかは何か始めると思ってたよ」というのが、オープンに際して周りの人の口から必ず出てくることばでもあります。

出典:リビング静岡Web
補食の提案として生まれたシフォンケーキ

シフォンケーキは自信があった富岡さんの発想のヒントは、知人のひと言。「小麦粉ではなく、他のものでアスリートが食べられるシフォンケーキとかできないの?」そう云われるとやってみたくなる性分とのことで、試作・試食を繰り返すうちに「本当に大豆なの?」という声があがるほど、しっとり柔らかくてフワフワのシフォンケーキが生まれます。このレシピと型外し(コツが必要だとか)は富岡さんだけの秘技かもしれません。 この「大豆シフォン」は、国内産微粒子の大豆粉と、古来から漢方として愛用されてきた「羅漢果」などから作られた植物由来のカロリーゼロの甘味料ラカントを使用。しっとりと水分をかなり閉じ込める製法なので、大豆と気付かないほどなめらかな口溶けにビックリです。富士山の麓の自然放牧で育った卵、バターは使わず、総コレステロールを下げたり、抗酸化作用を発揮する働きもある太白ごま油を使っています。 ほかにも、こだわりのチーズを作る酪農家さんから分けてもらっている製造工程で出るホエイを使った「ホエイシフォン」や、35年間作り続けてきた「元祖シフォンケーキ」もあります。また販売が始まったプリンもメニューが増えるようです。

出典:リビング静岡Web
出典:リビング静岡Web

アスリートになりたいこどもたちや現役選手など、スイーツは食べてはいけないイメージになってしまってるけど我慢しなくてもいいように、身体にいいものを入れて、補食としてタンパク質を摂取、食事を邪魔しないスイーツ、練習と練習の間に食べてもらえるように命名した「アスリートシフォン」 そもそもシフォンは、ベール、優しさ、包み込むという意味。アスリートを支えたい気持ち、ベールのように柔らかくまわりから支えましょう、そんな思いも感じます。

出典:リビング静岡Web

「大豆&ホエイシフォン」各2500円 「プレーンシフォン(yume chiffon)」4500円(21cmサイズ) 「プリン」プレーン250円 ※試作中の紅茶とカフェオレは、300円の予定

出典:リビング静岡Web

体重制限のスポーツ選手やダイエット中の人、タンパク質不足を補うために高齢者にもイイらしいですよ。スポーツ栄養学に基づいて、カラダに必要な素材を厳選、組み合わせ、一つひとつ手作りされたシフォンケーキ。トレーニング後、ご褒美スイーツとしてカラダ作りに足りないものを補ってくれるなんて・・・ス・テ・キです。

■athlete Chiffon(アスリート シフォン) 住所:静岡県御殿場市中畑531-51 電話:080-5755-2275 営業:水・木・金曜 15時~18時 ※予約専門、店頭受け渡し 駐車場:有 詳細:BASE予約サイト https://athletec.base.shop/

元記事で読む
の記事をもっとみる