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「行きたいけど…行けない!」超過酷!?看護師の生理事情とは…

  • 2021.12.1
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看護師をしている女性の体験談です。現在はズボンタイプの白衣が多いとのことですが、生理のときにはかなり気をつかうそうです。

私は看護師をしています。制服は白衣ですが、白衣のタイプも、月日が経つにつれて変化しています。最近では、ズボンタイプが当たり前。動きやすく、スカートのように「下着が見えるのでは」という心配をしなくてもいいのですが、生理のときにはかなり気をつかいます。

ナプキンは夜用が基本

私はもともと経血量が多いほうで、日中でも使うのは夜用ナプキンばかり。昼用を使うのは、終わりかけの数日のみくらいです。さらにタンポンも使っています。ただ、経血量の多い日だと、多い日用のタンポンと夜用ナプキンを使っても3時間くらいが限界。なので、仕事で白衣を着るときには、経血もれがないかいつも心配なのです。

また、体を動かすことが多い仕事なので、きちんとナプキンを当てたつもりでも、ずれてしまうこともありました。量が多いときには、もれてしまったこともあります。自分で違和感を覚えて経血もれに気づくこともあれば、指摘されるまで気付かなかったことも……。


経血もれを指摘されるのは本当に恥ずかしい……。しかも、白衣なのでもれるとかなり目立つということもあり、生理のときの勤務は憂うつでした。

トイレに行きたいけど行けない!

仕事柄、忙しいときにはトイレにもなかなか行けません。始業から昼の休憩まで一度もトイレに行かないこともよくあることです。普段はそれでも平気なのですが、生理のときはそうもいきません。生理中はなんとかうまくタイミングを見てトイレに行くようにしていますが、交換用のナプキンなどを持って行くにも工夫が必要です。

生理用ナプキンをポケットに入れながら仕事はできないので、小さなポーチにナプキンを入れ、ナースステーション内に置いておきます。業務のすきを見て、それを持ちサッとトイレに……。また、勤務中に「どのタイミングでトイレに行こうか」と考えているのも、仕事に集中できていないようで嫌でした。

スムーズにトイレに行くために

職場は女性が多いのですが、女性の職場だからといって、みんながみんな生理が重いことに理解があるわけではありません。経血量が少ない人だと、「ナプキンを取り換えたいから、生理中はいつも以上にトイレに行きたい」という気持ちも、「あ、ちょっと漏れそうかも」という感覚もあまりわからないようでした。

それでもなんとかトイレに行く時間を確保できるように、「今日生理だから、タイミング見て抜けるからよろしくね」と宣言して、うまく行けるようにしています。量の少ない人がうらやましい!といつも思います。

「白衣」というくらいなので、色は白が圧倒的ですが、カラフルな白衣も増えているので、できればズボンだけでも紺や黒がいいな~と思います。生理のときには白衣が嫌になりますが、それでもなんとかうまく生理と付き合っていくしかないので、工夫しながら毎月乗り切っていきたいと思います。

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

監修/助産師REIKO
著者/うみのるな

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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