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雨宮零の改運指南:占いにおける「始まり」の時期。一年後に叶えていたい願いを紙に書き出して

  • 2021.12.1
雨宮零 開運指南

12月の時勢は今までを決算するタイミング。特に仕事関係、女性であれば仕事に加え、パートナー関係でもその影響があります。この一年の行動に、相応の評価がされます。また、見て見ぬふりをしてきたこととも対峙することになるでしょう。今月は占いにおける「始まり」についてお話しします。

冬至を過ぎて新たな一年が始まる。強力な願掛けをするタイミング。

中国占術にはいくつかの「年の始まり」があります。これは使用する占術によって、その一年の始まりをどこにするかが異なります。例えば、四柱推命という占いでは立春を、紫微斗数(しびとすう)では旧正月を、そして易では冬至を一年の始まりとします。

2021年の冬至は12月22日。この日は、もっとも夜が長い日であり、これを易で考えると、「もっとも陰が極まる日」とします。

易という占いは非常に奥が深いものなので、ここでその全てを説明することはできませんが、「森羅万象すべて、陰と陽に分けることができる」という考え方があります。そして、陽が極まると陰に、陰が極まると陽に転じる働きがあるのです。

冬至は日付のことだと思われがちですが、実は瞬間を指し、今年は0時59分。この時間をもって、陽の気が少しずつ増えていくのです。

この考え方から、2021年冬至には2022年に芽吹かせたい、形にしたいことの種を蒔くことができます。つまり、一年の計は元旦にありではなく、「一年の計は冬至にあり」といっても過言ではないでしょう。

この冬至の時間以降で、なるべく早めに、2022年の目標を書き出すことで、強力な願掛けをすることができます。

このとの書き方のポイントは2つ。紙に自筆で書くことと、断定形で書くことです。具体的な日付を書き添えることもオススメ。願いはあまり大きくなりすぎないように、一年くらいの単位で叶うような内容に。

普段なら行わないタイミングで始めることこそ、運に対しての大きな刺激を与えることができるのです。

profile

雨宮 零

あめみや・れい/東洋占術の大家・大石眞行氏に師事し、断易や四柱推命、九星術といった東洋占術を身につける。周易、宿曜占星術、タロットを扱うことも。近著に『吉凶と時期がハッキリわかる 断易』(説話社)。2021年10月よりシーシャと占いのカフェ〈極楽満月〉を西早稲田に開店。

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