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知らないと命にかかわる!夏の「海・川・山の事故」を防ぐための心得

  • 2015.7.31
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夏休みに入り、レジャーの計画を立てている人も多いのでは? 海水浴や川遊び、山登り……ワクワクするような遊びが目白押しですが、アウトドアで気をつけたいのが「水の事故・山の事故」。楽しい思い出が悲しい記憶にならないよう、お出かけ前には海・川・山で安全に遊ぶためのポイントをチェックしておきましょう!

政府広報オンラインでは「水の事故、山の事故を防いで、海・川・山を安全に楽しむために」と題して、心がけるべきいくつかの事柄を紹介しています。

◆海での水難を防ぐためのポイント

水の事故は、命に関わる重大事故につながりやすいのが特徴。そして水難の死者・行方不明者の割合を見ると、1位が「海」で47.4という結果。ささいな不注意や無謀な行動、悪ふざけが水難事故につながることも多々あるので注意が必要です。

 

【その1】危険な場所を確認して近づかない

海には、深さなどによって水温の変化が大きい場所、流れの激しい場所、海藻が遊泳者に絡みやすい場所があります。こうした場所は「危険」「遊泳禁止」と案内されていることが多いので、決して入らないように。それ以外で「遊泳区域」とされていても、流れの方向や強弱、水深、そして自分の体力を充分に考えて泳ぎましょう。

 

【その2】体調が悪いとき、お酒を飲んだときは泳がない

体調が悪いときや疲れているときは体に負担がかかり、事故につながる危険が高くなります。適度に水分をとり、日陰で休息を。また、飲酒後や飲酒しながらの水泳・釣りは事故につながりやすいので絶対にやめましょう。

 

【その3】悪天候のときは海に出ない

天候の変化に注意して、海が荒れているときや、荒れることが予想される場合は海水浴を中止しましょう。天気予報などをきちんとチェックすることも大事。

 

【その4】子供だけで遊ばせない

水深が浅い場所でも、子供が転んでおぼれたり、波にさらわれる場合も。幼児はもちろん、泳げない子供が水遊びをするときは必ず大人が付き添い、目を離さないようにしましょう。もちろん子供だけで遊ぶのは絶対NG。

 

【その5】ライフジャケットを着用する

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釣りをするとき、ボートに乗るときは、体のサイズに合ったライフジャケットを着用すること。また万一、事故が起こったときの連絡手段を確保するため、携帯電話を防水パックに入れて携行しましょう。

◆川での水難を防ぐためのポイント

水難の死者・行方不明者が一番多い場所は「海」ですが、子供の死者・行方不明者が多い場所の1位は「河川」で52.7にものぼります。子供は絶対にひとりで遊ばせないようにしましょう。

 

【その1】出かける前に天気や川の情報をチェックする

悪天候が予想されるときは無理をせず、中止・延期を検討しましょう。また、上流にダムがある場合は水量や水の需要に応じて放水することがあり、その場合は急激に増水することがあります。

 

【その2】危険を示す掲示板、水流が速い・深みがあるところは避ける

「危険を示す掲示板」が設置されている場所では決して遊ばないようにしましょう。また、川の地形はとても複雑。同じ川でも場所によって流れが速くなっていたり、急に深くなったりする場所があるので注意が必要です。

 

【その3】河原や中洲、川幅のせまいところに注意する

河原や中洲は急な増水により水没する可能性があります。特に中洲は増水すると逃げ道がなくなり、とても危険。また、川幅が狭い場所は増水すると短時間のうちに水位が上がり、川の流れが速くなるおそれがあります。

 

【その4】天気や川の変化に注意する

川辺にいるときは天候の変化や川の状態に注意しましょう。以下のような変化があったら、川の水が急に増えるサイン。すぐに避難を!

上流(水が流れてくる方)の空に黒い雲が見えたとき

雷が聞こえたとき

雨が降り始めたとき

落ち葉や流木、ゴミが流れてきたとき

◆山での遭難を防ぐためのポイント

山岳遭難の内容を見ると、1

位が「道迷い」で41.6

%。

山岳遭難の多くは、知識・経験・体力の不足が原因で発生しています。標高の高い山だけでなく、低い山でも山岳遭難は発生しているので注意しましょう。

 

【その1】知識・体力・経験に見合った山選びをする

第一に、無謀なチャレンジは避けること。その上で登山コース、日程、装備、食料などに配慮して登山計画を立てて。また、単独登山は避け、信頼できるリーダーを中心にグループを組みましょう。

 

【その2】登山計画の作成、提出をする

登山計画書をつくったら、家庭やクラブ(山岳会)、職場、登山口などの登山届ポスト、山を管轄する警察署などに提出しておきましょう。インターネットによる登山届の方法もあります。これを提出しておけば、遭難が発生したかどうかを察知されやすく、捜索・救助が迅速に行われる可能性が高まります。

 

【その3】的確な状況判断と、慎重な行動をする

山岳遭難では、気象の急変による「気象遭難」も多発。登山予定の数日前から現地の気象に注意し、悪天候の場合は中止を検討して。もし登山中に気象が急変したり、体調不良になったりした場合も、早めに登山を中止するのが賢明。道迷いを防ぐため、地図やコンパスを活用して、自分の位置を確認するよう心がけましょう。

 

【その4】通信手段を確保しておく

万一、遭難したときに助けを求められるよう、携帯電話などの通信手段を携行しましょう。予備の電池も忘れずに! 山では通話圏外になる場所も多くありますが、携帯電話からの通報で救出された例も少なくありません。

 

自然に触れるレジャーは楽しみがある反面、自然ならではの危険も。アウトドアでの事故を防ぐためには、「ちょっとだけなら大丈夫」などと甘く考えず、危険をきちんと認識して行動することが大事。充分に気をつけて、夏の思い出をたくさんつくりたいですね! (えんどうまゆみ)

情報提供元:政府広報オンライン