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名作を彩る、暖かく柔らかな夕暮れの光

  • 2021.11.30
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Claude Monet

名作を彩る、暖かく柔らかな夕暮れの光

Claude Monet
Top Photo:クロード・モネ 《セーヌ河の日没、冬》 1880年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館

印象派を代表する画家 Claude Monetのポーラ美術館コレクション展「モネ―光のなかに」の関連イベントとして、「夕暮れ時」の照明でMonetの作品を鑑賞できるホリデー特別企画「マジック・アワー 〜モネと歩く夕暮れ〜」が12月1日(水)から12月25日(土)までの期間限定で開催される。

クロード・モネ 《エトルタの夕焼け》 1885年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館

気鋭の建築家 中山英之が会場構成を手がけた本展は、戸外にキャンバスを持ち出して描かれたMonetの作品を見せる理想的な環境として、「自然光に限りなく近い質の光で空間を満たす」というコンセプトのもと、まるで空の下で作品を見ているかのような展示空間を構成。

クロード・モネ 《ルーアン大聖堂》 1892年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館

通常はMonetが終の住処を構えたパリ郊外・ジヴェルニーの朝9時の光の明るさと同等に設定されている照明が、クリスマスまでの期間中、12時から16時の毎時00分の1日5回、各3分間だけ切り替わり、展示室の空間全体を暖かく柔らかな「夕暮れ時の光」で彩る。

いずれも夕刻に描かれた「Sunset on the Seine in Winter(セーヌ河の日没、冬)」、「Sunset at Etretat(エトルタの夕焼け)」、「Houses of Parliament, Symphony in Rose(国会議事堂、バラ色のシンフォニー)」、「Rouen Cathedral(ルーアン大聖堂)」などの作品が、照明の効果によって魔法のように表情を変えていく。

クロード・モネ 《セーヌ河の日没、冬》 1880年 油彩/カンヴァス ポーラ美術館

季節や時間によって異なる表情を見せ、うつろいゆく光を生涯追い続けたMonet。
薔薇色に輝く海岸線、夕陽を受ける流氷のきらめき、140年前の日没の光景に心酔して。



POLA MUSEUM OF ART
0460-84-2111



【Monet: In The Light (Exhibition Design: Hideyuki Nakayama)】
DATE:2022年3月30日(水)まで開催中
TIME:9:00am〜5:00pm
※入館は4:30pmまで
PLACE:ポーラ美術館 展示室3
ADDRESS:神奈川県箱根町仙石原小塚山1285
ADMISSION:一般 ¥1,800、65歳以上 ¥1,600、大高生 ¥1,300
※中学生以下無料
WEBSITE:www.polamuseum.or.jp/sp/monet_inthelight/

【Holiday Special Event “Magic Hour”】
DATE:12月1日(水)〜12月25日(土)
TIME:12:00pm、1:00pm、2:00pm、3:00pm、4:00pmの毎時00分より各3分間
PLACE:ポーラ美術館 展示室3

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