野菜や農業、農地と人々をつなぐ実証実験「まちだVEGEHUBフェスタ」開催中

市内の農業者や団体と連携し、人々が町田の農にふれあう実証実験「まちだVEGEHUBフェスタ」を11月13日(土)～12月19日(日)の期間、開催している。

町田市は、住居と隣接して畑や果樹園があるなど、市街地の中に多くの農地が点在していることが特徴である一方、日常的な暮らしの中に農とふれあう機会が少ないという現状がある。

農地は野菜の供給だけではなく、景観を守る機能、防災としての機能、農体験を通して農家との交流を生む場など、さまざまな役割を担っている。

豊かな可能性を持つ農地を守るため、市では高齢化や次世代の就農者不足等さまざまな課題に対して、人々と農がふれあう機会や農の持続的な好循環を創出する仕組みづくりに取り組んでいる。

「まちだVEGEHUBフェスタ」は、町田市内の農業者や農業団体と連携し、市民や飲食事業者を対象にネットショップを活用した地元の新鮮野菜の地域内流通、農業体験や交流イベント等を提案し、人々と農家をつなぐ「HUB=ハブ」関係を作るための実証実験として展開している。

マチコロと連携し、ネットショップを活用した新鮮なまちだ野菜の宅配サービスを行う。

同サービスの詳細は、「マチコロサイト」にて確認できる。

また、簡単な作付けや収穫作業など、日常的な農作業を体験することができる「少しだけ農業体験プログラム」を行っている。

同プログラムの申し込みには専用サイト「aini」での会員登録が必要。その他詳細は、「まちだVEGEHUB」ホームページで確認を。

人口約43万人、東京都の南部に位置し、都心から電車で30分程度の場所にある町田市。町田駅周辺は大型商業施設が立ち並び、古くから栄えてきた商店街も健在。駅から少し離れると、里山の風景、緑いっぱいの公園、地場野菜を作る農地など、自然も多くあります。街の便利さと自然のどちらも味わえるまちだ。

気になる人は、「まちだVEGEHUBフェスタ」をチェックしてみて。

まちだVEGEHUBホームページ：https://machidavegehub.com/