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ドラマの犯人がよくするよね~【惚ける】この漢字読める?

  • 2021.11.28
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うっとりする様子をあらわす「惚」ですが、じつは違う意味でも使われます。 これをされると、小バカにされた気分になることもあるでしょう。 「惚ける」とは何と読むのか、さっそく見ていきますね!

(1)「惚ける」は「のろける」ではない

見たまま読むと「のろける」と読んでしまう「惚ける」ですが、それは違います。 なぜなら「のろける」は、「惚気ける」と書くので別物だからです。 ヒントは、見抜かれないようにわざとする、あの行動のこと。 なんとなくわかりましたか? そう、正解は「とぼける」です。 「のろける」ならいいものの、とぼけられてはどうにもなりません……。 同じ字であっても、これほど違うとなんだか不思議ですよね。 ちなみに、「とぼける」は「恍ける」とも書きます。 (『広辞苑』より)

(2)「惚ける」の意味

「惚ける」には、さまざまな意味があります。 広く知れ渡っている意味は、「わざと知らぬさまをする。しらばくれる」「わざと滑稽な言動をする」ということでしょう。 都合が悪くなると、よくこのような行動をとる人も多いですよね。 わざと知らないふりをする意味以外にも、「老いて頭の働きが鈍くなる。ぼける」「ぼんやりする」といった、老化によって起こることも含まれています。 「惚ける」はあまりいい状況ではないことが多いので、老化に対しては「ボケ」で表現されます。 (『広辞苑』より)

(3)「とぼける(惚ける」の由来

「とぼける(惚ける)」とは、どのような由来があるのでしょうか。 「とぼける」とは、バカなどの意味をあらわす「ぼけ」に接頭語「と」がついたことで生まれた言葉になります。 しかし、もうひとつ由来があるようで、頭が鈍くなることを「ボケる」からきた説です 老化によって起こる「ボケる」もありますが、漫才のようにわざと「ボケる」こともあるので、「ぼける」に接頭語「と」がつき「とぼける」となりました。 明確ではないものの、様子からつけた言葉ということには変わりないでしょう。 (『広辞苑』より) しらばくれたり、わざと知らないふりをする「惚ける」。 漢字自体はよく見るものの、まさか「とぼける」と読むとは思わなかったでしょう。 この漢字が読めるか、友人などに出題してみるのもいいですね! (恋愛jp編集部)

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