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【宇都宮】7km2万歩を完歩!「釜川 源流ウォーキング」に参加しました!

  • 2021.11.27
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こんにちは、地域特派員のみみです。

今回は、宇都宮の中心市街地の賑わいと魅力の創出を目的に様々な事業を展開している「宇都宮まちづくり推進機構」主催で、11月20日に開催された「釜川 源流ウォーキング」に参加したレポートです!

出典:リビング栃木Web
バスに乗って「東弁天沼」へ。

午前7時50分、栃木県産業会館に集合。 受付を済ませて、バスに乗り込み、午前8時に出発!

出典:リビング栃木Web

バス車中での説明によると、今回の行程は、釜川源流「東弁天沼」→バス移動→「西弁天沼」→ウォーキング→パルティ→バス移動→競輪場通り「兜橋」(釜川放水路)→ウォーキング→ヨークベニマル脇(二層構造区間の始まり)~下野新聞社脇~ふれあい広場~田川放流口(ゴール)です。ワクワク楽しみです♪

釜川の2つの源流「東弁天沼」と「西弁天沼」
出典:リビング栃木Web

宇都宮北道路の脇でバスを降り、ガイドさんの案内で「東弁天沼」まで歩きます。

出典:リビング栃木Web

釜川の2つの源流のうちのひとつ「東弁天沼」。ここから流れているのが「東釜川」。

出典:リビング栃木Web

沼のほとりには水の神様「弁天様」が祀られていました。お社はこの辺りで採れる「徳次郎(とくじら)石」でできているそうです。

出典:リビング栃木Web

地形に応じて横井戸を掘って水を引いたりしていたなど、ガイドさんの説明を聞きながら、みなさん興味深く源流エリア一帯を散策。

再びバスに乗り、続いては「西弁天沼」へ。

出典:リビング栃木Web

「西弁天沼」は人気の観光スポットにもなっている「若竹の杜」のエリアにあります。

ここから、参加者10余人ずつの班分けがあり、それぞれのグループにガイドさんがついての行動に。私が入った班のガイドは、楽しくわかりやすい説明をしてくださるベテランの矢古宇(やこう)哲男さん。

出典:リビング栃木Web

矢古宇哲男さん

矢古宇さんの案内で、若竹の杜を散策。

出典:リビング栃木Web

竹林がすがすがしくて、う~ん、浄化されます!

出典:リビング栃木Web
出典:リビング栃木Web

途中から散策路をそれ、矢古宇さんの案内で源流エリアへ。

出典:リビング栃木Web

この空堀は、宝木用水の分流だとか。

出典:リビング栃木Web

川が出てきました。ここからさらに上流の西弁天沼を目指します。

出典:リビング栃木Web

おもしろい枝ぶりの木!

出典:リビング栃木Web

「西弁天沼」に到着。 水面への映り込みが美しい!

出典:リビング栃木Web

アドベンチャー的な道を進んで、弁天様を目指します。

出典:リビング栃木Web

藪をかきわけ、倒木の下を潜り抜けたりと、結構ワイルドな道を進み、

出典:リビング栃木Web

西弁天沼の守り神の水天宮に到着。静かで神秘的な雰囲気です。

そこからまた藪の中をワイルドに進み…

出典:リビング栃木Web

前方が明るく開けてきて…

出典:リビング栃木Web

田園風景が広がる場所に出ました! ふぅ~

参加者全員、上着やズボン、靴に、オナモミとか草とか葉っぱとか、いっぱいくっつけた姿!(友達とオナモミをくっつけ合ったな~と小学校時代を思い出しました。笑)。

出典:リビング栃木Web

しばらく、住宅街の中をテクテク歩き…

出典:リビング栃木Web

西釜川(西弁天沼が源流)と東釜川(東弁天沼が源流)の合流地点に出ました! ここから「釜川」の本流となります。

出典:リビング栃木Web

川の手前を流れるのは「堤外水路」で、高低差ある地形を利用して、水をあげているそうです。

出典:リビング栃木Web

釜川の上空を北道路が通っています。

出典:リビング栃木Web

10時45分、パルティに到着。 小休憩したあと、再びバスに乗り込み、競輪場通りへ。

兜橋(釜川放水路)から市街地を抜けて放流口へ

競輪場通りの「兜橋」で下車。ここからゴールの放流口までは徒歩です。

出典:リビング栃木Web

釜川放水路の入口。 増水時に釜川の水量を調整するため、競輪場の地下を通って田川まで流れている水路があるそうです。

出典:リビング栃木Web

治水の技術ってすごいな~と改めて実感。

出典:リビング栃木Web

穏やかな気候の中、釜川に沿ってみんなでテクテク。こうやって釜川は市中心部まで流れているんだな~

出典:リビング栃木Web

釜川には、カモの姿や、

出典:リビング栃木Web

コイが泳ぐ姿も。生き物を見つけながら歩くのも楽しい♪

出典:リビング栃木Web

メダカの姿も!

出典:リビング栃木Web

西田橋付近。 ここから、日本で最初の上・下の二層構造河川に。 上層部の水は天神橋の下流で、下層部の水は新釜川橋のたもとでそれぞれ放流口から田川に合流しています。(最後の方に写真があります!) なるほど、すごい技術ですね!

出典:リビング栃木Web

西田橋…川西橋…、釜川にはいろんな名のつく橋がたくさんあります。 ガイドの矢古宇さんによると、釜川にかかる橋の中に、「釜川」とつく橋は4つあり、上流から「釜川橋・上釜川橋・新釜川橋・下釜川橋」だそうです。 「橋の名は、地名からつけられたものが多く、例えば『清塙橋(きよはなばし)』は、清住と塙田からとっていますね」と矢古宇さん。なるほど、橋の名前を見ながら歩くのも楽しい♪

出典:リビング栃木Web

途中には釜川を渡れる道も。一列に並んで歩きます。

出典:リビング栃木Web

流れが速い場所や緩やかな場所、真っすぐなところ、湾曲しているところ…、こうして歩いてみると、釜川はいろんな表情を見せてくれる川なんですね。

出典:リビング栃木Web
出典:リビング栃木Web

湧き水スポット!?

ポカポカ陽気で、まさにウォーキング日和♪

出典:リビング栃木Web

下野新聞社のビル付近の「優橋(まさるばし)」に出ました。 ここにも「都市下水道バイパス」があり、増水時の水量調整のために、地下14mのところに排水管を入れ、清住エリアの水を田川に流しているそうです。

出典:リビング栃木Web

紅葉も見られてうれしい♪

出典:リビング栃木Web

「二里山地蔵」。昔から地域を見守ってくれているのかな。

出典:リビング栃木Web

泉町エリア。中心部まで歩いてきました~!

ちょっと疲れてきましたが、気持ちを盛り上げてくれるガイドの矢古宇さんの楽しいトークを聞きながら、ひたすらテクテク。

県庁前通りに出て、桜の名所だったところから名づいた「桜橋」を通り、

出典:リビング栃木Web

大通りの県庁前交差点近くの地点まできました!

遊歩道がきれいに整備された「かまがわプロムナード」。

出典:リビング栃木Web

近くの時計台に、釜川の命名の由来と二層式河川の説明版が設置されています。説明版によると「御橋の下に穴のあいた大きな岩があり、その形が釜に似ていたことから名付けられた」と記されています。釜川の名の由来は諸説あるとか。

出典:リビング栃木Web
出典:リビング栃木Web

ちょうどこの時期、「うつのみやイルミネーション2021」(来年1月16日(日)まで実施中)の一環で、市内の子供たちが作ったイチゴの装飾が華やかに釜川沿いを彩っていました。

出典:リビング栃木Web

「御橋(みはし)」までやってきました。ちょうど、二荒山神社から下ってきたところです。数ある釜川にかかる数ある橋の中でも、ここだけは「橋」が「はし」と読み、「ばし」と濁らないそう(by矢古宇さん)。ふむふむ、興味深い。

出典:リビング栃木Web

紅葉もキレイ!

出典:リビング栃木Web

街中の釜川は2階建て構造。ここにも釜川の脇に堤外水路が。

出典:リビング栃木Web

新釜川橋まで歩いてきました。ちょうど上河原交差点から南下した南大通りの手前付近。

ふぅ、ゴールはもうすぐだ!気合を入れ直して歩きます。

出典:リビング栃木Web
上・下2つの「田川放流口」に到着=ゴール!!
出典:リビング栃木Web

田川に出ました! 階段を降りていき、さぁ、放流口を目指します。

出典:リビング栃木Web

釜川の下層部(1階構造)の放流口。 おぉ~、田川と合流しています!1つめのゴール♪

さらに南下して、最後の2つめの放流口へ。

出典:リビング栃木Web

午後1時過ぎ、釜川の上層部(2階構造)の放流口に到着! (写真手前が釜川、奥から流れているのが田川です)

「ここで、無事全行程終了です。お疲れさまでした~」との矢古宇さんの声。

ゴールだ~

大きな達成感を覚えた瞬間でした。

出典:リビング栃木Web

釜川の源流から田川放流口まで、めでたく全行程を歩き切った証の「完歩証」! わ~い、うれしい♪

コース行程 7km、約4時間のウォーキングでした。

久しぶりに、ワイルドでアドベンチャー的な源流エリアの自然の中や、景観的にも美しく整備された釜川プロムナードなど宇都宮の街中をたくさん歩いたな~。 快い疲労感とともに爽快な気分に♪

宇都宮まちづくり推進機構では、街中でいろいろなイベントを開催しているので、あなたもぜひ興味のあるものに参加してみてくださいね!

特定非営利活動法人 宇都宮まちづくり推進機構 栃木県宇都宮市中央3-1-4 栃木県産業会館2階 TEL 028-632-8215 FAX028-636-7421 MAIL:u_kikoh@ucatv.ne.jp https://www.machidukuri.org/

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