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アメリカン・ポップカルチャーの星を描いたドキュメンタリー 『クラム』2022年2月再公開

  • 2021.11.25
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『クラム』(c)1994 Crumb PartnersIALL RIGHTS RESERVED

1996年に公開されたテリー・ツワイゴフ監督作『クラム』が、2022年2月18日より新宿シネマカリテほかにて再公開されることが決定した。

ロバート・クラムは、アメリカのアンダーグラウンド・コミックを代表する漫画家、イラストレーター。カウンターカルチャーを象徴するキャラクター「フリッツ・ザ・キャット」、「ミスター・ナチュラル」を生みだし、またジャニス・ジョプリンのアルバム『チープ・スリル』のジャケットを手がけるなど、60年代後半のアメリカにあって、一躍脚光を浴びる存在となった。

本作は、風刺に富み、過激で辛辣、ときに性的なオブセッションをあらわにしたコミックを描き続けたクラムにカメラを向けたドキュメンタリー。戦前のブルースへの偏愛、ともに精神を病んでいる兄チャールズ・弟マクソンからの影響、LSDの使用、女性に対する過度な恐怖心と特異な性的嗜好など、そのコミックに劣らず異例ずくめの人物像と背後にあるアメリカ社会の闇が映し出されている。

監督を務めたのは、クラムとともにストリングス・バンド「チープ・スーツ・セレネーダーズ」で活動し、のちにアメリカの人気コミック作家ダニエル・クロウズ原作の『ゴーストワールド』を撮ったテリー・ツワイゴフ。

1995年にはサンダンス映画祭グランプリ(ドキュメンタリー部門)、ナショナル・ボード・オブ・レビュー・ベスト・ドキュメンタリー賞、全米監督協会賞等数々の映画賞を受賞。日本では1995年の山形国際ドキュメンタリー映画祭での上映、1996年の一般公開以来の劇場公開となる。

公開された新ビジュアルには、クラム自身が後ろからピストルを突き付けられている姿を描いた自画像が採用されている。その周りには、クラムが創造したキャラクターたち、そしてクラムの兄弟や両親の写真などがコラージュされ、「むき出しの現実は、残酷だ。」とキャッチコピーが添えられている。(リアルサウンド編集部)

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