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「なんだこの感触?」 ゴワゴワ、ザラザラ…髪の若返りのためやってよかったこと【体験談】

  • 2021.11.23
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若いころから毎日鏡を見ています。注目するのは、肌の状態や化粧のノリ。しかし、髪もよーくよく観察しないといけなかったのです。自分と一緒に刻一刻と年を取っているのですから。ある日、「ヘアスタイルが決まらないな」と何げなく髪を触ってみると、ゴワゴワ、ザラザラ。「なんだこれ、この感触?」と、ぞ~っとして思わず鏡の中の自分の髪をまじまじと見つめました。なんだかボサボサだし、髪の量も減ったみたい……。

若いころの健康な髪に戻りたい

髪をよくよく触ってみた結果、ゴワゴワ、ザラザラは髪全体であることが判明しました。髪の毛を1本取って見てみると、前は真っ直ぐだったはずの毛がうねうねとくせ毛のように波打っているではありませんか! 「真っ直ぐサラサラでキューティクルもピカピカ」とまでは言わないですが、少なくとも以前はこんな髪ではなかったはず。

行きつけの美容院で聞いてみると、加齢により毛質が変わったり、ゴワついたりすることがあるとのこと。しかも毛穴から数本出ていた髪の毛も、加齢に伴い細くなり、抜けやすくなるとのことでした。とほほ……たしかに顔全体のシルエットが髪の毛量が減ったせいか、貧相(老けたとも言う)になった気もします。これは大変! 髪の加齢をストップして、髪の健康を取り戻さなければ。

健康な髪のためには頭皮も大事!

健康な髪に戻るにはどうしたら良いかを美容師さんに聞いてみました。すると、髪だけに注目するのではなく、頭皮も大事だとのこと。頭皮の健康にはマッサージがうってつけだそう。自分でする方法として、指の腹で頭皮を押すこと、また市販の頭皮マッサージグッズを使って楽しみながら頭をマッサージするのも、続けていく秘訣と教えてもらいました。髪ばかり気にするのではなく、その毛が生まれてくる頭皮が大事。頭皮の血行が悪い状態だと、顔の皮膚までたるんでしまうという悪影響が出るらしいです。

また、髪をしっかりと乾かすことも大事と聞きました。長時間ドライヤーを当てるのは髪に良くないので、タオルを頭にかぶり、その上からドライヤーを当てると早く乾くこと、毛先を少し引っ張りながら乾かすと寝癖がつきにくく朝ドライヤーを当てる時間が少なくなることなどを聞きました。また、シャンプー前の濡れ髪にブラッシングをすると、髪の汚れが落ちやすくなるそうです。いろいろ聞いたので、早速実行しています。

髪の毛の手入れを丁寧にした結果は…

一番の効果は、ボサボサ感が減ったこと。触ったときの指通りが違うのです。「するんっ」という感じ。若いころほどのツヤツヤにはならないけれど、髪にまとまり感が出て、少し光をまとう髪の毛になってきました。ベタベタした感じではなくしっとりした感じです。朝起きたときにも寝癖が格段に少なくなり、朝の準備がとてもラクに。ドライヤーでも扱いやすくなり、ヘアスタイルも決まりやすくなりました。

それに頭皮マッサージのおかげか、顔が少しシャープになったようです。「頭皮の色も健康的になってきましたよ」と美容師さんがチェックしてくれました。頭皮や髪の後ろのほうの状態は自分ではわかりにくいので美容師さんに見てもらえてよかったです。

まとめ

髪が若返った、健康になった!と喜ぶのはまだ早い。「髪の健康を保つことが重要で、一時的では意味ないですよ」と美容師さん。頭皮マッサージなどをさぼると前の老け髪へ逆戻りしてしまう……老けるのは本当に早いのです。とことん不健康になると、もう髪の毛も手厚く手入れをしてもなかなか健康な髪に戻らないとのこと。「怖いな~」と感じました。いつまでも健康で若々しくいるためには体も健康も大事ですが、髪も本当に大事だなとつくづく思いました。部屋のあらゆるところに鏡を置いて、ふとしたときに髪に目が行くように心がけています。若さの監視は自分で責任を持っておこなう!と決めました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:ねここ

パソコンの新しい機能がなかなか覚えられないとなげきつつ、更年期の体のケアに力を注ぐ毎日。猫とコーヒーが大好き、ライターのお仕事も挑戦中です。


監修者:医師 黒田愛美先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。

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