1. トップ
  2. おでかけ
  3. 4人目出産してから初! わが子たちと丸3日離れて、群馬県富岡市に女ふたり旅へ

4人目出産してから初! わが子たちと丸3日離れて、群馬県富岡市に女ふたり旅へ

  • 2021.11.23
  • 7292 views

「アサコちゃん、ダメ元なんだけど……」

え……タダ!? 行くーーーー!!!!

と、鼻息荒くふたつ返事で返信したら、「子どもたち大丈夫?」と逆に心配されて笑っちゃったけど(笑)、夫に相談するとこれまた「いいじゃん、行ってきたら~!?」と快く背中を押してくれて、おそらく4人の母になって初めてわが子たちと丸3日間離れて、かおりちゃんと女ふたり旅に出かけました。

さて、わたしたちが参加したのは、観光庁の域内連携促進事業の一環として群馬県富岡市が計画をしたモニターツアー。これから近畿日本ツーリストで実施する予定の「テレワークしながら心も体もきれいになる」というコンセプトのツアーを”実際に体験してみる”という試みです。なので、旅行代金は無料、ただしツアー実施後にA4・2枚程度のアンケートに回答することが必須条件ということで、個人的には「なんならA4用紙5枚でも書きます!」と、かなり前のめり気味に参加をさせていただきました。そして実際本当に、わたしとかおりちゃんはA4用紙2枚じゃぜんぜん足りないくらい、富岡の魅力をめいっぱい体感することになるのです。

世界遺産になった富岡製糸場。お昼は製糸場目の前の「はや味」にて富岡名物の”おっきりこみ”を。

参加者は都内近郊に住む働く女性が20名ほど。世代も職種もバラバラで、普段ほぼ家族としか旅に出かけない私にとってはかなり新鮮でした。初日は、世界遺産にもなった富岡製糸場へ。午後はシルクを使った美容のワークショップに参加して、そのあとは各々が気に入ったカフェでテレワーク。とはいえ初めての富岡市、せっかく来たんだから……と、どうしても観光メインにはなりがちなんだけど、だからこそ、集中力アップで効率よく仕事に向き合おうと思えるのが旅先テレワークのメリットなのかも。

さて、美味しいものもたらふくご馳走になりました。その昔、養蚕農家で作業に手一杯だった女性たちから手早く大量に作れるということで広まった”おっきりこみ”といううどんや、富岡の名物というこんにゃく料理の数々(なんと、富岡にはこんにゃくパークというテーマパークもあるらしい!)。やっぱり糖質ゼロ、低カロリーで罪悪感なくモリモリ食べられるのって嬉しいですよね。個人的にはこんにゃくの天ぷらと、酢味噌でいただくさしみこんにゃくがとっても気に入りました。うちでもマネしてみよ~っと!

大正元年創業の老舗割烹「よろづや」にてお昼ごはん。お料理はもちろんのこと、趣きある空間がステキだった!
妙義グリーンホテル&テラスのグランピング施設。ふだんテントを張るキャンプが多いけど、こんな空間で過ごすのも楽しそう〜
富岡のまちなかにある古い二軒長屋をリノベーションして出来たまちやど、蔟屋。またぜひ訪れたい!

たまたま富岡に向かう行きの新幹線の中で「あさこちゃんって普段どんなふうに旅の行き先決めてる?」ふと、かおりちゃんに聞かれる場面がありました。んーー、そうだなぁってあらためて考えてみると、故郷の浜松をはじめ、気仙沼、長野、金沢、京都、福岡、宮古島などなど、行こうと決める場所には必ず『会いたい』と思う人がいることに気づきました。”その土地に根付く人と一緒に町を巡っておいしいお酒を呑む” それこそがわたしの旅の醍醐味だなぁなんて思っていたら、今回のツアーでも”また会いたい人”にたくさん出会えてしまった……なんて幸せなんだろう。

ちなみに、最後に余談。この3日間、わたしの中に「怒る」という感情が一瞬たりとも生まれることがなかったのが衝撃でした。来る日も来る日も子どもたちに雷を落としまくっているので、3日間怒らないなんて果たしていつぶりだったんだろう……。自分が本来はおだやかな人間だったんだと気づけてよかったです(笑)。ま、帰宅して3分後くらいにはそっこー怒っていたけどね……。

元記事で読む
の記事をもっとみる