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王侯貴族が愛したショーメのハイジュエリーと日本の名匠の技を横浜・三渓園で展示。

  • 2021.11.23
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1780年にフランスのパリで誕生し、ヨーロッパの数々の王侯貴族たちに愛されたショーメが、実業家で茶人の原三溪が手がけた横浜の名勝庭園・三溪園で「フランスと日本文化のConversation―ショーメのサヴォワールフェールと日本の名匠3人との対話」を開催。日本の伝統芸術の匠たちが手掛ける作品と、ショーメのハイジュエリー60点超を、3つのテーマに合わせて展示する。

三溪園には国の重要文化財建造物10棟、横浜市指定有形文化財建造物3棟など、17棟の建築物があるが今回の舞台となるのは歴史的建造物・鶴翔閣。鶴翔閣は、1902年に原の住居として建てられたもので、横山大観や前田青邨など名だたる日本画家が集い作品制作するなど、文化サロンとしての役割も果たしていた。

「余白の美」と題されたゾーン1では、竹工芸家である4代 田辺竹雲斎とショーメのゴールドをコラボさせた空間だ。材料である竹は展覧会終了後、再利用される。

「自然を彫る」をテーマにしたゾーン2では、ショーメのジュエリーに欠かせないジェムストーンをフォーカス。“盆栽界の魔術師”と呼ばれる世界的な盆栽作家、木村正彦の盆栽と、自然の素材を切り出しラインを創り出すジュエリーの、“自然物に人間が手を入れる”という共通点に着目する。

3つ目のゾーン「金属の芸術」では、800年の伝統を受け継ぐ刀工・月山家その大阪月山家5代目 月山貞利、6代目 月山貞利の作品とショーメのオルフェーヴル(金細工)をあわせて展示し、その共通点をひもとく。

フランスと日本文化のConversation―ショーメのサヴォワールフェールと日本の名匠3人との対話期間/11月23日(火祝)~28日(日)

場所/横浜・三渓園 鶴翔閣 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1

時間/9:00~17:00

料金/無料、三渓園の入園料は700円

https://www.chaumet.com/jp

https://www.sankeien.or.jp/event/2271/

Text: Aya Hasegawa

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