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【二十四節気】2024年の「小雪」の読み方や意味は?何をする?

  • 2021.11.22
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【2024年1月24日更新】「小雪(しょうせつ)」は、季節の指標である「二十四節気」の20番目の節気。「わずかに雪が降る時期」という意味で、2023年は11月22日(金)〜12月6日(金)です。日中は春のように暖かな「小春日和(こはるびより)」になることもありますが、朝晩は気温が下がるので体温調節には注意が必要。本格的な雪が降る前のこの時期、おすすめの過ごし方を紹介します。


11月22日頃からの半月間は、「小雪(しょうせつ)」と呼ばれる時期。由来や気候の特徴、この時期の楽しみ方を、和文化研究家の三浦康子さんに教えてもらいました。

小雪とは?

小雪とは「わずかに雪が降る時期」という意味で、二十四節気の20番目。暦の上で冬となる立冬の次の節気で、冬を6つに分けたうちの2番目となり、毎年11月22日〜12月6日頃に当たります。

街では色づいた落葉樹が散り始め、山ではちらほら雪が降り出します。しかし、まだ雪の量はそれほど多くないことから「小雪」という名に。次の節気である「大雪(たいせつ)」が始まる12月7日頃には、山の峰に雪がかぶり、平地でも雪が降り始めます。小雪は、本格的な雪のシーズンに備える時期と考えてもいいですね。

昼間は暖かな小春日和になることも

冬に入ったとはいえ、昼間はそこまで冷え込まないのが小雪の時期の特徴。ときには春を思わせるほど暖かい「小春日和」になることもあります。「小春」とは春のことではなく、旧暦の10月(今の11月頃)のこと。初冬の穏やかで暖かい気候を春に例えて、「小春日和」と呼ぶのです。

しかし日中は暖かくても、夕方からは急激に気温が下がるので注意が必要。出掛けるときは重ね着できる上着やストールを持っていくなど、忘れずに防寒対策をしましょう。

旬のみかんや野菜を味わおう

小雪に決まった行事食はありませんが、この時期はみかんの旬。みかんは常緑樹で落葉しないため、永遠の象徴ともいわれます。ビタミンCなどの栄養も豊富で、風邪予防に留意したいこの時期におすすめです。

他にはハクサイやホウレンソウ、シュンギクなどの葉物野菜も旬を迎えます。温かい鍋がおいしくなる季節。旬の野菜を鍋でいただけば、栄養たっぷりで体も温まりますよ。

忙しい師走が迫っていますが、ときには家族でこたつを囲み、鍋料理やみかんを食べながらのんびりする時間も大切にしたいですね。

監修:三浦康子

[All Photos by shutterstock.com]

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