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古来日本で崇められた布地が現代に蘇る。ジャイル・ギャラリーでその可能性を探る展覧会が開催中。

  • 2021.11.22
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「Life is beautiful : 衣・食植・住 “植物が命をまもる衣となり、命をつなぐ食となる”」は、古来日本において特別な布であった大麻布を、現代の技術で再現した布地「麻世妙―majotae」にフォーカスした展覧会だ。美術家で近世麻布研究所所長の吉田真一郎が、大麻布を今に蘇らせるべく、現代の紡績・製織技術のもと完成させた「麻世妙―majotae」の魅力に迫る。



日本が循環型社会であった江戸時代、極めて効能が高いとされた植物「大麻、苧麻」は、人々の生活の中心にあり、神事に欠かせないものでもあったため、「聖なる植物」として大切に用いられてきた。同展では、土に育まれた大麻草の繊維を採り、積み、紡いだ糸で織り上げられた、知恵の結晶のような古い大麻布のコレクションに触れながら、これからの暮らしに生きる現代の大麻布「麻世妙―majotae」の可能性を探っていく。

Life is beautiful : 衣・食植・住 “植物が命をまもる衣となり、命をつなぐ食となる”

会期/~11月30日(火)

時間/11:00~20:00

会場/ジャイル・ギャラリー(GYRE GALLERY) 東京都渋谷区神宮前5-10-1 ジャイル3F

https://gyre-omotesando.com/artandgallery/life-is-beautiful/

Text: Aya Hasegawa

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