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何故『ガルプラ』を企画した?「理解し合う姿」とキム・シニョンPD【インタビュー前編】

  • 2021.11.21
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アイドルサバイバル番組の名家Mnetが、再びガールズグループを誕生させた。10月に幕を閉じた『Girls Planet 999:少女祭典』(以下、『ガルプラ』)が生んだKep1er(ケプラー)は、韓国、中国、日本からの参加者のうち、予選を通過した練習生99人が激しい競争の末、9人組ガールズグループとして生まれ変わった。

メンバーはキム・チェヒョン、ヒュニン・バヒエ、チェ・ユジン、キム・ダヨン、ソ・ヨンウン、カン・イェソ、江崎ひかる、坂本舞白、シェン・シャオティンの9人だ。彼女たちは、“韓中日ガールズグループ”という大々的な看板を掲げてデビューし、活発な活動を予告している。

グループ名の「Kep1er」とは、夢をつかんだという意味の「Kep」と、9人の少女が1つになって最高になるという意味の数字「1」を足したチーム名だ。サバイバルで生き残るという夢を実現した彼女たちは、力を合わせて成長し、プロデューサーに報いるという抱負を語った。

そして今回、少女たちの汗を歓喜に導いたキム・シニョンPDと放送終了を記念してインタビューを行った。

――韓・中・日サバイバル『ガルプラ』を企画した意図は?

(写真=Mnet)

韓中日は地理的に近いが、言語文化的に違う地域だと言えます。その3つの地域の少女たちが同じ夢を持って、時には競争して、時には1つになる物語を描いてみたかった。これからのグローバル共通言語と言えるK-POPで理解し合う姿を期待しました。 

――Mnetの“サバイバル”の血脈を引き継ぐというプレッシャーは?

敢えてそのような名分で番組に臨んだわけではない。私がプレッシャーだったのは2つのことだったが、1つ目に、ほかのサバイバルプログラムとは違う、新しいメッセージをプログラムに入れたかった。2つ目には、企画段階からグローバル向けプロジェクトだったので、韓国国内だけでなく世界のK-POPファンたちが共感できるプログラムを作らなければならないと思った。 

――演出しながら最も力を入れた部分は?

最大限、参加者のキャラクターと魅力をまんべんなく見せるために努力した。もちろん放送には限界があるので、十分に魅力を見せられなかった参加者が多くて残念だった。参加人数が多いサバイバル番組を作るたびに、本当に難しいことだということを常に感じる。難しいことだが、番組に臨むたびに一番重点を置くところがこの部分で、その結果、視聴者が参加者に愛情を持つことになれば、それが一番やりがいのあることだ。 

(中編に続く)

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