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「アボカドオイル」の健康効果とは? 栄養士が解説

  • 2021.11.21
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もっと使えば、健康とパフォーマンスが改善するワケ。

TanyaLovus

アボカドオイルとは

マイルドな風味のアボカドオイルは、ご存じの通りアボカドから圧縮される。アボカドの6割がオイルでできているという。アボカドオイルには、精製されたものと未精製のものがある。エキストラバージンオリーブオイルのようにコールドプレス製法で作られた未精製のアボカドオイルは、アボカドそのものの風味と緑色の色素を保持しており、“ピュア”や“連続式オイル圧縮機使用”などの表示がされる。その一方で、精製されたアボカドオイルは、熱と(場合によっては)化学溶剤を用いて抽出されるため、風味が弱い。

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アボカドオイルの栄養価

アボカドオイルを少しかければ、その料理の栄養価がグッと高まる。大さじ1杯のアボカドオイルに含まれるものとは?

カロリー:124kcal脂質:14gタンパク質:0g糖質:0g食物繊維:0g糖類:0g

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アボカドの核果(かくか)に関する研究は広く行われてきたけれど、アボカドのオイルと、それが私たちの健康とパフォーマンスに与える潜在的な影響については情報が少ない。でも、上記の栄養価から推測することは可能。オリーブオイルとアボカドオイルの脂肪酸組成は非常に似ている。よって、アボカドオイルも1価不飽和脂肪(ヘルシーな脂質)の素晴らしい供給源。アボカドオイルの脂質カロリーの約73%は、この1価不飽和脂肪から来るもの。

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「アボカドオイルなどに含まれる1価不飽和脂肪が豊富な食生活は、血圧とLDL(悪玉コレステロール)値を下げてHDL(善玉コレステロール)値を上げるため、結果的に心疾患のリスクを減らすことが分かっています」と話すのは、公認管理栄養士でスポーツ栄養士のサラ・コスズィック。地中海式ダイエットなど、1価不飽和脂肪が豊富な食生活では心疾患のリスクが下がると言われているのも、これが理由。栄養学・代謝学史紀要『The Annals of Nutrition and Metabolism』に掲載された最近の論文レビューも、飽和脂肪の代わりに1価不飽和脂肪を摂取すれば、コレステロール値が改善し、血糖値がコントロールしやすくなることを示している。「それに加えて1価不飽和脂肪は、食後の満腹感と満足感も促します」とコスズィック。

Westend61

アボカドオイルの飽和脂肪は、ニンジンやトマトなどに含まれる脂溶性の抗酸化物質(ベータカロチンやリコピン)の吸収量を高めることが分かっているため、アボカドオイルをサラダにかければ、野菜もパワーアップする。オリーブオイルと同様、アボカドオイルにはビタミンEも含まれている(量はオリーブオイルより若干少ない)。「ビタミンEは、紫外線によるダメージから肌を守るのに役立ちます。外で体を動かすことが多く、日光の悪影響を受けやすいアスリートにとっては、とても大事な成分ですね」とコスズィック。ビタミンEは、運動後のリカバリーの重要な一部である筋細胞膜の修復にも欠かせない。

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