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コストコ、ロティサリーチキンに関する「お知らせ」に心配の声が相次ぐ

  • 2021.11.20
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コストコのロティサリーチキンの売り場に貼られていた「お知らせ」の内容を見て心配する声が相次いでいる。(フロントロウ編集部)

ロティサリーチキンが店頭から消える可能性!?

会員になれば食品や家電、衣類などあらゆる商品がお手頃価格で手に入ることから、日本でも大人気の会員制ウェアハウス・クラブのコストコ(Costco)の看板商品といえば、鶏を1羽まるごとローストしたロティサリーチキン。アメリカで4.99ドル、日本で699円という驚きの激安価格で販売されているロティサリーチキンは、クリスマスシーズンになると整理券が配られることもある超、超、超人気商品で、毎年、アメリカ国内だけで6億個以上を売り上げている。

今、そのロティサリーチキンがある危機に直面しているという。先日、あるコストコ会員が米掲示板のredditに「どうやらサプライチェーンの危機は深刻化しているようだ」と書き込むと同時に、ロティサリーチキンの売り場で目にした“お知らせ”の紙を写した1枚の写真を投稿。そのお知らせにはこう書かれていた。

「ご迷惑をおかけしますが、本日はロティサリーチキンが品切れです」

アメリカ国内の鶏肉業者が鶏肉不足の深刻化を最初に発表したのは今年5月のこと。そして、10月下旬に入ってから、米USA Todayが事態は悪化の一途をたどっていると報じた。米Wall Street Journalによると、すでに鶏肉の価格が高騰し始めているそうで、少なくとも世界的なサプライチェーンの危機が是正されるまでは、今後、コストコのロティサリーチキンが品薄になる可能性も。

恐らく、コストコは4.99ドルという低価格をなんとしてでも死守するはずだが、鶏肉の価格がさらに高騰し安価で提供できなくなれば、今回のように“品切れ”の状態が続くことも十分に考えられる。そのため例のお知らせを見た人たちからは、コストコのロティサリーチキンが次の犠牲者になることを危ぶむ声が多くあがっている。(フロントロウ編集部)

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