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ストレスによる生活習慣トラブルを食材で解消する方法

  • 2021.11.18
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イライラする、胃が痛い、むくむ、便秘になるなど、日々のストレスによる体調不良によって生活習慣病に悩まされる人も多いのでは? アーユルヴェーダでは食べものが体だけでなく、こころも作ると考えます。日々の食生活に気をつけ、小さなトラブルを解消していけば、大きな疾患を未然に防ぐことも。そこで不調別のおすすめ食材をご紹介。

便秘のとき

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まずは白湯をたっぷりと。5分ほど沸騰させた白湯を啜るように飲んでみて。

朝に1杯、午後に2杯。それだけでかなりの人が解消するはず。

それでも出ない時は、アスパラガスやブロッコリーを柔らかく煮込んだスープをいただきましょう。

生姜とブラックペッパーもたっぷりと使って。

牛乳やヨーグルトを使ったスムージーは腸の動きがスローになって逆効果です。便秘が気になる時はスムージーやヨーグルトは避けましょう。

やる気が出ないとき

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柑橘のパワーを借りましょう。

炭酸にレモン果汁を絞って飲んだり、フレッシュな搾りたてのオレンジジュースを飲む。

サラダにこれからの季節に旬を迎える柚子を使ったドレッシングを合わせるのもおすすめ。

気持ちが前向きになり、明るいモードにスイッチできるはず。

胃が痛い・もたれているとき

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いちばん簡単なのは、スライスした生姜に岩塩をほんの少しかけて食べてみて。数分で胃が動き出すのを実感できます。

クミン、クローブ、カルダモンをじっくりと煮出したスパイスティーもおすすめ。お好みで黒砂糖を入れて飲んでみて。

体の中から温まり、胃が軽くなってきますよ。

イライラが止まらないとき

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ゆっくりと呼吸して、バニラアイスクリームをどうぞ。

イライラはピッタ(火のエネルギー)が上がっている証拠です。

ミルクも甘味も、クールダウンする効果があるのでバニラアイスが最適。

気持ちが鎮静され穏やかな気分を取り戻せますよ。

むくみが気になるとき

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カパ(水のエネルギー)が上がって起こるトラブル。

静脈やリンパの流れが滞ってしまい、うまく水分や老廃物が排出されないことから起こります。

女性は筋力が弱いこと、また生理前には黄体ホルモンが活発になり体に水分を溜め込ませようとするのでむくみやすいのです。

きゅうりやゴーヤ、冬瓜などウリ系のためものは利尿効果が高いので余分な水分や老廃物を排出してくれる効果が。

手軽に飲める果汁100%のスイカジュースもおすすめです。

塩分の摂りすぎと運動不足はむくみの元。

塩分は控えめに、使う時はミネラルなど天然の栄養が含まれている岩塩がおすすめです。

二日酔いのとき

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お酒はピッタ(火のエネルギー)を上げる効果があります。

二日酔いの頭痛、目の充血、胃の痛み、下痢などはすべてこのピッタが高まりすぎて起きるトラブル。

クールダウンしてくれる食材、ココナツウォーターや葡萄ジュースを飲むようにしましょう。

水分不足の状態でもあるので、スポーツドリンクでしっかりと体を潤わせて。辛いもの、酸っぱいものはさらにピッタを上げるので厳禁です。

胃に優しいうどん、パクチーを乗せたおかゆなどで労りましょう。

いまの自分がどういう状態なのかをまず見極めるところからセルフケアは始まります。

体にいいものでも、その時の自分に合っていなかったら逆効果になることもたくさん。

まずは自分を見つめて、そして必要な食材を知って、”おいしさ”で体とこころを整えてくださいね。

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