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石野卓球「今度は4Kで観てまた落ち込むか」 最後の劇場上映「ダンサー・イン・ザ・ダーク」へのコメント&場面写真

  • 2021.11.18
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石野卓球「今度は4Kで観てまた落ち込むか」 最後の劇場上映「ダンサー・イン・ザ・ダーク」へのコメント&場面写真

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あの衝撃をスクリーンで / (C)ZENTROPA ENTERTAINMENTS4, TRUST FILM SVENSKA, LIBERATOR PRODUCTIONS, PAIN UNLIMITED, FRANCE 3 CINEMA & ARTE FRANCE CINEMA

ビョークが主演し、2000年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールと主演女優賞を獲得した、ラース・フォン・トリアー監督作「ダンサー・イン・ザ・ダーク」。2022年6月に国内上映権利が終了するため、今回、4Kデジタルリマスター版で日本最後の劇場上映が決定。クリストファー・ノーランをはじめ、鈴木敏夫、石野卓球、柳美里ら各界の著名人による本作への思い入れコメント、新たな場面写真が公開された。

過酷な運命に翻弄されながらも、自らの信念を貫き、愛する息子のために全てを投げ打つ主人公・セルマ。母の無償の愛、絶望を乗り越える生命の輝きを、ミュージカルの手法を導入し、斬新な映像で描いた本作は、カンヌの2冠のほか、第73回アカデミー賞主題歌賞ノミネート、第58回ゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞&最優秀主題歌賞にもノミネート果たし、その年の映画界を席巻した。2000年12月23日に日本で公開されると瞬く間に評判が広がり、興行収入24.2億円という大ヒットを記録した。

チェコからアメリカにやってきたセルマは女手一つで息子を育てながら、工場で働いている。セルマを母のように見守る年上の親友キャシー、何かにつけ息子の面倒を見てくれる隣人ビル夫妻、セルマに静かに思いを寄せるジェフ。様々な愛に支えられながらもセルマには誰にも負えない悲しい秘密があった。病のために視力を失いつつあり、手術を受けない限り息子も同じ運命を辿るのだ。愛する息子に手術を受けさせるため懸命に働くセルマ。しかしある日、大事な手術代が盗まれ、運命は思いもかけないフィナーレへ彼女を導いていく。

12月10日から新宿ピカデリー、12月24日からBunkamuraル・シネマほかで全国公開。

▼コメント一覧

■クリストファー・ノーラン(映画監督) ラースは映画界に衝撃を与えた偉大な監督の一人だ。

■坂上忍(俳優) わたしは今でも、年に300~350本の映画を観させて頂いている。 そんなこともあって、「お薦めの映画は?」と、よく訊かれるのだが、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は、間違いなく入るのである。 「暗い」だ「重過ぎるだ」と、いろいろな声があるようだが、ここまで「人」という生き物と真正面から向き合った作品はないと、わたしは体感したからである。 すんげぇ疲れる映画です。 ですが、好きか嫌いかはさておき、絶対に観ておくべき作品であることを言い切ります!

■鈴木敏夫(スタジオジブリ・プロデューサー) 一度だけ、ビョークのLIVEへ。驚いたのが風船で作ったその衣装。 LIVEのあと、楽屋を訪ねると、いきなり、衣装のまま、 「私はジブリの大ファンだ!」と叫んで、強い、強いハグ。 この映画はむろん、大好き! 劇場で観る最後のチャンスとあらば、必ずや劇場へ駆けつけなければ!

■milet(シンガーソングライター) ラストシーン、セルマが107歩あるいてたどり着いた先のすべてが優しくあってほしいと願ってやまない。彼女にとって、歌っている世界は夢であり永遠。 そしてそんな彼女の姿が、私たちの中で一生忘れることのできない、永遠の存在になる。

■石野卓球(DJ / プロデューサー) 今度は4Kで観てまた落ち込むか

■加藤諒(俳優) 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」と出会った時は、もう劇場で観られる機会が殆どなくなっていて、観ることが出来たのは新文芸坐さんのラース・フォン・トリアー監督作品オールナイト上映だけでした。 家でDVDを見た時でさえ衝撃が大きかった作品を大スクリーンで観た興奮は今でも忘れられません。 劇場で観られるのも最後と思うと寂しいですが、ビョークさん演じるセルマの儚くも美しい最後を拝みに行きたいと思います。

■柳美里(作家) トリアーは、セルマの死によって、私の心に深い裂け目をつくった。 しかし、その裂け目から流れ出したセルマの歌声は、痛みと問いとなって、私の人生に響き続けている。

■滝本誠(ライター) 妖精ビョークが遭遇した最低、最悪のサディスム、リスペクトのかけらもないラスト、 つまりは、映画史に残る後味の悪さ、最高かよ。

■YOU(タレント) 2000年のビヨークはとんでもなかった。圧倒的。それもそうだし、 今これを撮れる人も、なかなかいない気がします。 決して好きではないけれど、もの凄い映画です。

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