おうちで簡単！　食材を無駄にしない美味しくてオシャレな作り置きレシピ

女性たちが実際にやっている、身近なエコ活動をご紹介。２９回目は、ecocoメンバーの北真理子さん。今回はおうちで簡単に作れる作り置きレシピをご紹介します。

おうちで簡単！ 食材を無駄にしない美味しくてオシャレな作り置きレシピ

【最近やってるecoなこと】vol. 29

忙しい時にあるととっても便利な作り置きのレシピ。購入したけどまだ使い切れていない調味料などがありませんか？

調味料の種類によっては、食材の寿命を長くできるものもあり、食材を無駄にしないのでエコにもつながります。家にある調味料を使ってできる、オシャレで簡単、健康にも良いレシピをスーパーフードインストラクターの北さんに教えてもらったのでご紹介します。

きのことナッツの作り置きアヒージョディップ

材料

• えのき １パック
• マッシュルーム １パック
• 素焼きアーモンドもしくは生アーモンド ２/３カップ 約１３２cc
• オリーブオイル １カップ
• 海塩 小さじ２
• 白味噌 ２０ｇ

1. えのきとマッシュルームをみじん切りにする

2. アーモンドを割るようなイメージで包丁で粗みじん切りにする

3. オリーブオイルをフライパンに入れて中火にかける

4. 3にみじん切りにしたえのきとマッシュルーム、アーモンドを入れて炒める

5. 4に海塩と白味噌を入れてオリーブオイルに溶かすように混ぜる

6. 中火で焦げないようにゆっくり混ぜて、グツグツしてきたら弱火で２０分ほど火にかける。アーモンドにもじっくり火が通るまでしっかり温めて、ディップ状に混ぜ合わさったらできあがり！

野菜などにディップでつけたり、バゲットやお豆腐にのせて食べたり、そのままおやつやおつまみとして食べても美味しいです。冷蔵庫で２週間保存できます。

北さん えのきには糖質をエネルギーに変えるビタミンB1や、副交感神経を活発化させリラックスさせたり、精神の安定効果ももたらすアミノ酸も豊富です。体に良いアーモンドやオリーブオイルと一緒に摂取することで、体の中に良いエネルギーがめぐる効果が期待できます。

体にも嬉しい！ 罪悪感なしの豆腐バター

材料

• 絹豆腐 ６０g
• 無調整豆乳 １００ml
• ココナッツオイル ２００g
  （事前に液体状にしておく）
• リンゴ酢（酢でもOK） 小さじ ２
• 海塩（塩でもOK） 小さじ２/３

作り方
1. 絹豆腐をしっかり水切りする

2. ココナッツオイルと海塩をミキサーで混ぜる

3. 2にリンゴ酢を入れて混ぜる

4. 3に豆腐を入れる

5. 4に豆乳を３、４回に分けて入れ、分離しないようにもう一度ミキサーで混ぜる

6. バター容器や角型の容器に入れて冷蔵庫で固める

7. １時間後にできあがり！

トーストしたパンにつけたり、焼いたお肉、ホタテやサーモンなどのお魚にのせるのがおすすめ。

北さん 冷凍で１か月保存可能です。お好みでパセリをトッピングしたり、黒胡椒、ガーリックを混ぜることでパーティにも使えるおしゃれバターになります。体のエネルギーとなる良質なオイルとタンパク質で罪悪感もなし！ 眠ってしまっているココナッツオイルやリンゴ酢で１０分でできちゃうメニューです。

ーー保存ができるのは助かりますね。いつものご飯がオシャレにレベルアップするので、おうちご飯が華やかになります。私もココナッツオイルは使用頻度が低く残りがちでした。最近試したのは豚肉を焼いた後の余った油に、買ったもののなかなか使う頻度が少ないバルサミコ酢とバター、塩少々を入れるだけで美味しいソースになりました。家にある調味料などを有効活用して、いろいろアレンジしてみてくださいね。

北真理子
広告業界・観光事業のプランナー。副業でスーパーフードインストラクター、地域創生、ワインと食事のペアリング事業の3つの仕事をしています。女性がいつまでも活き活きと美しくいられるため、ecoでかつ美味しい料理・食事を実践中。素材の調達もできるだけ自然食材を追求しています！

Instagram：@ma.rele @mary_paring

(C)Natthapon Ngamnithiporn / EyeEm/Getty Images

文・平野絢子 イラスト・宮本志保