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「そんなに食べてないのに体重増加」更年期でも諦めない!無理なくできたダイエット【体験談】

  • 2021.11.17
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40代後半くらいから、体重が増えている!と気になってきました。若いころはどちらかというと痩せ型だったのに、ぽっこりおなかや二の腕のぶら下がり肉など、気になることが続出! でも、そんなに食べているわけじゃない。どちらかというと、若いころに比べたら食べていないくらいなのになぜ? 調べてみたら、その原因はどうもいわゆる更年期脂肪にあるらしい。更年期だったら諦めないといけないの? そこから私の更年期脂肪との戦いの日々が始まりました。

更年期脂肪って何?

某テレビの情報番組によると、更年期は加齢による筋肉量の減少で基礎代謝が低下し、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少することにより、脂肪が代謝されにくくなり、女性の生涯のなかでも特に太りやすい時期になるそうです。

そしてこの時期の女性の体は、ホルモンバランスが大きく崩れていて内臓脂肪がつきやすくなり、これまで気にならなかった部分の脂肪が気になるように。このように更年期に増える脂肪が更年期脂肪と呼ばれているようです。更年期の体重増加を減らすためには、この更年期脂肪を燃焼させるしかない! そのためにはどうしたら良いか。有効な改善策がないかを友だちに聞いたりネットで調べたりして、実践してみました。

運動は苦手だけどウォーキングとフィットネスジムに挑戦

まず、脂肪を燃焼させるためには、有酸素運動(ウォーキングや軽いジョギングなど)が有効と友だちに聞いて、ウォーキングを始めました。運動は苦手なのでジョギングは無理ですが、歩くのはそんなに苦ではありませんでした。1人では続かないと思って、友だちと一緒に1時間ほどウォーキングしたり、買い物はなるべく車を使わず、歩いたりしました。最近は犬を飼ったので、散歩がてら毎日ウォーキングができて助かっています。

そして次に筋肉量を増やすため、筋トレできるフィットネスジムに通い始めました。私が通っているフィットネスジムは、有酸素運動と、器具を使った筋トレを30秒ずつ交互に30分間おこなうジムで、運動嫌いな私でも抵抗なく続けることができています。運動することで身のこなしが軽くなり、健康的な生活を送ることができるようになりました。でも肝心の体重は、増加こそしませんでしたが、なかなか減らすことはできませんでした。

ダイエットに効果的? 朝食に腹持ちの良いスムージー

次に食事制限を考えました。でも、無理なダイエットは健康バランスを壊してしまいそうで、どうしたらいいか悩んでいました。そんなとき、ダイエットとは別に美容や健康に良いとスムージーが流行っていたので、朝食に取り入れてみることにしました。とりあえず簡単、リーズナブルで続けやすいものを作ることに。

果物(バナナやみかんなど、比較的安価で手に入りやすいもの)と豆乳、きな粉、すりごま、小松菜。これをジューサーで毎日作っています。思ったよりおいしいし、驚いたことに腹持ちが良いのです。今までは、朝からたっぷりご飯とおかずを食べて、やっと昼まで持たしていましたが、スムージーをマグカップ一杯飲むだけで、おなかが満たされて、昼食まで持つのです。

昼食と夕食はいつもどおり食べましたが、お通じが良くなることもあり、これを続けることでなんと体重が減ったのです! 2~3kgですが、これがなかなか落ちなかったので感激! 最近は甘酒や、筋肉の原料であるたんぱく質の必要性を考えてフルーツ味のプロテインを入れたりしています。栄養バランスを考えて何を入れようかと選ぶのも今の楽しみです。朝食にスムージーの生活を3年ほど続けていますが、体重は2~3kg落ちたまま、現状維持を保っています。

まとめ

更年期はホルモンのバランスなどにより、女性の生涯で太りやすい時期だそうなので、体型の変化も仕方ない部分もあると思いました。でも、なぜ太りやすいのか、どうすれば少しでも防げるのかを知ることによって対策を考え、そのなかでも無理のないことを実践してみました。やはり無理をするとストレスもたまるし、続きません。運動もスムージーも今では私の生活の一部であり、楽しく実践しています。これからも自分に合った方法で更年期を乗り切っていきたいです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:山川 結希子

大学生二人の母。閉経間近の更年期真っ只中! 心も体も不調を日々感じまくっていますが、人生100年を見据えて、ただいま生きがいを模索しています♪


監修者:医師 黒田愛美先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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