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3つのサウナと日本一深い水風呂!西の聖地「湯らっくす」で叶える極上のととのい旅

  • 2021.11.16
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こんにちは。サウナが大好きなライターのけんちょです。

近年、都市部だけでなく、地方の魅力的なサウナ施設が注目を集めるようになりました。サウナを巡る旅、通称「サ旅」という言葉も生まれ、その注目度はグングン上がっています。

そんな地方サウナを巡る「サ旅」の候補先として、静岡県の「サウナしきじ」や佐賀県の「らかんの湯」などと並び、サウナ好きの間で真っ先に候補に上がる場所の一つが熊本県にあります。

今回はそんな西の聖地、本格サウナと阿蘇の伏流水を使用した日本一深い水風呂が気持ちがいい、熊本県の「湯らっくす」についてご紹介したいと思います。

西の聖地、湯らっくすってどんな施設?

熊本城に阿蘇の大自然、黒川温泉など、観光資源に溢れ魅力たっぷりの熊本県。そんな熊本県の中心部、熊本駅より電車で一駅の平成駅から徒歩3分の場所にあるのが、今回ご紹介する「湯らっくす」です。

湯らっくすは、温泉・サウナだけでなく、お食事や宿泊もできる24時間営業のサウナ施設です。創業者のサウナ好きが高じて風呂屋を造ったというのが湯らっくすの始まりなのだそう。そのためサウナや水風呂に強いこだわりがあり、今では"西の聖地"として、わざわざ遠方からこの地を目的に足を運ぶ人も多いのだとか。

そんな西の聖地は、2016年の熊本大震災を機に大改修が施され、サウナや水風呂がさらにパワーアップ。施設内は清潔感溢れるモダンなたたずまいで、サウナ好きなら必ずワクワクする空間が広がっています。ドラマ「サ道」の第1シーズンで取り上げられたことでも話題になりましたよね!

本格アウフグースが開催される広々サウナ!

湯らっくすは西の聖地と呼ばれるにふさわしく、男女の浴室にそれぞれサウナ室がなんと3つもあります。

中でも最もオーソドックスなサウナが、収容人数30人の超大型アウフグースサウナです。アウフグースサウナは、室温がおよそ90℃前後に設定されていて、ドライサウナ特有の息苦しさがないフィンランド式サウナ。ほどよい熱さのサウナなので、初心者も無理なく、それでいてしっかりと発汗することができます。

そんなアウフグースサウナの最大の自慢が、その名の通り、定期的に開催されているアウフグースイベント。「爪の先まで暖まる」を合言葉に実施されているアウフグースは、ほのかなアロマの香りと熱々の熱波が気持ちいいんです!短時間で一気にスカッと発汗できるので、日頃の疲れを癒やせて、ストレス解消にもぴったり。

男女ともに毎日12時〜25時まで1時間に1回と、比較的高頻度でアウフグースが開催されているので、ぜひ熱々の熱波を体験してみてくださいね。

セルフロウリュと瞑想空間が心地いいメディテーションサウナ

湯らっくすのサウナで個人的に一押しなのがこちらのメディテーションサウナです。メディテーションサウナは、収容人数が8人程度と、アウフグースサウナと比べるとサウナ室は小ぶりのサイズ感。室内にはテレビがなく、照明も必要最低限のみと、一般的なサウナ室とは少し異なり、静寂でどこか厳かな雰囲気の空間が広がっています。

そんな落ち着いた雰囲気のメディテーションサウナでは、熊本の天然水を使用したセルフロウリュが楽しめるようになっています。セルフロウリュによって、薄暗い空間でじわじわと蒸されていく感覚は最高の気持ちよさ。

明かりもなく、雑音もない。パチパチというロウリュの音のみが響き渡るサウナ室では、頭を空っぽにして心と身体をデトックスすることができますよ。

優しく蒸される、大噴火瞑想サウナ大阿蘇

3つ目のサウナが大噴火瞑想サウナ大阿蘇です。こちらのサウナは、いわゆるスチームタイプのサウナ。他の2つのサウナと比べると、温度は低く、湿度は高めに設定されているため、ゆっくりと優しく発汗が促されます。じんわりゆっくりとサウナを楽しみたい人におすすめ!

そんな大噴火瞑想サウナ大阿蘇は、湯らっくす自慢の温泉が床下を流れ、所定の場所に水をかけることで、温泉の蒸気と湯気が床から大噴火。スチームサウナならではの、地獄蒸しのようなサウナ入浴が楽しめます。

さらに、室内に設置されている塩を発汗した身体に優しく塗ることで、毛穴の開いた皮膚に染み入り、美肌効果、発汗促進、血行増進など、健康面でのうれしい効果も期待できますよ。

阿蘇の伏流水をふんだんに使用した日本一深い水風呂

湯らっくすを語る上で外せないのが日本一深い水風呂です。湯らっくすの水風呂の最深部は、男性側で171センチメートル、女性側で153センチメートルと驚きの深さ。つま先から頭まで、サウナで蒸された体をしっかりクールダウンできます。

その深さもさることながら、阿蘇の伏流水をふんだんに使用した水風呂は水質も抜群。やわらかく、とろけるような水はいつまでも入っていたくなるほどの心地よさです。その深さと相まって、水の中に溶け込んでいくような感覚がたまりません……。

そんな深くて気持ちがいい、湯らっくすの水風呂の最大のポイントが「MAD MAXボタン」です。水風呂の柱に設置されたこのボタンを押すと、なんと天井から大量の天然水が流れ落ちてくる仕掛けになっています。

演出としてもおもしろく、エンタメ要素も満載。さらに脳天に降り注ぐ天然水によって、クールダウンしづらい頭部がしっかり冷やされるため、この後の休憩タイムではいつも以上にととのってしまうんです。

西の聖地を目指してサ旅、なんていかが?

サウナはもちろんのこと、質の高い「ととのい」のために重要な"水"にもこだわった湯らっくすは、まさに西の聖地と呼ばれるにふさわしい、サウナーのための温浴施設でした。

3種類の個性的なサウナに日本一深い水風呂、その気持ち良さを味わうために、サウナ好きの皆さん、ぜひ熊本県へ「サ旅」してみてはいかがでしょうか。

All photos by 湯らっくす

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