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これが未来のメガネ?心と身体もセルフケアできる次世代型メガネ「JINS MEME」

  • 2021.11.16
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セルフマネジメントが求められる時代。さらにコロナ禍で、働き方や生活様式の変化がより加速したこの新時代に注目されているのが、“ココロとカラダのセルフケアメガネ”「JINS MEME」だ。

近年、5G等のインターネット環境やSNSの発達・普及によりいつでも誰とでもつながり、どこでも働くことが可能になる一方で、オンとオフの境界が曖昧になり、個々が自分自身をマネジメントする“自己規律”が必要になる時代を迎えている。今年4月にJINSが行った調査によると、「テレワークによって少なくとも心または身体の不調を感じる人は約半数」や「現在の働き方に変わって以前よりもセルフマネジメントを意識するようになった人は半数以上」という結果が出ている。

ココロとカラダをさまざまな切り口で可視化

JINS MEME(ジンズ ミーム)は、いわゆるウェアラブルなデジタルガジェットだ。とはいえ、メガネとして使えなかったら意味がない。フレームは日常生活で使えるスタンダードなタイプの4型8色(ウエリントン、スクエア、オーバル、ボストン)と、サングラスタイプの2型4色の計6型12色を展開。多彩なバリエーションから好みにあわせて選べるので、いわゆる普通のメガネと比べても遜色ない。

デジタルデバイスとしては、メガネとスマホを連動させて「心と身体」のセルフケアができるというのが最大の特徴だ。どうやって心身の状態を知るのかというと、同社が「CORE」と呼ぶセンサーがブリッジ部分に搭載されており、そこに秘密がある。

センサーが取得したさまざまな情報をBluetoothで連携した専用アプリで解析し、カラダとココロの状態を可視化してくれるのだ。実は第一世代と呼ばれる初号機は5年前に発売されたのだが、テンブル部分にもセンサーを搭載していたためそのルックスは少しゴツめ。とはいえ機能の素晴らしさから即完売だった。

今回、満を持して登場した第二世代は、価格をグッと抑えたうえにデザインもソリッドになり大幅にアップデートされた。

さまざまな身体の動きをセンサーが読み取ることで、「心と身体」の状態を確認できる。眼球やその付近の筋肉、視線移動をキャッチすることで脳の状態を分析してくれる。技術の進化もここまでくると圧巻だ。

JINS MEME公式サイトよりHarumari Inc.

また、センサーは体全体の動きも読み取ってくれる。

頭部は、体のバランスをつかさどる体軸線上に位置している。体軸の変化を正確に捕捉し、移動と回転の速度から歩いているかどうかや、歩く速度・強さと偏り、体の傾きなど、カラダのあらゆる動きを測定することで、専用アプリでは「BODY(カラダ)」と「BRAIN(集中)」を可視化するのだという。メガネを装着するだけで、自分の心身の状態が分析できるなんて、これが未来のメガネなのか、と感嘆してしまう。

メンテナンスのコンテンツも充実した専用アプリ

JINS MEME App専用のアプリ「JINS MEME App」は「BODY(カラダ)」、「MIND(ココロ)」、「BRAIN(集中)」の状態を可視化。リアルタイムの状態を細かくデータ化してくれる。

たとえば、メガネひとつで歩数や座っていた状態だけでなく、猫背になっていないかどうかまで教えてくれる【BODY(カラダ)】 、緊張状態や気持ちの浮き沈みも把握できる「MIND(ココロ)」、1日のうちにどれくらい集中していたのかを確認「BRAIN(集中)」できる。

ココロとカラダを整えるメンテナンスプログラムや、集中に入るための「集中測定」などの多彩なコンテンツが用意されいる。

歩数や心拍数などは他のウェアラブルデバイスにも搭載されているので一般的だろうが、目の動きを検知して“ココロ”の部分までリーチできるのは「JINS MEME」ならではといえる。

JINS MEME公式サイトよりHarumari Inc.

またアプリには、データを分析するだけでなくその結果を受けて、ストレッチやヨガのガイドや瞑想のコンテンツ、集中タスクをこなすためのBGMなど多彩なサポート機能もあるのが嬉しい。サブスク利用が可能なので、日常習慣にしてセルフマネジメントに役立てたい。

メガネは視力矯正する器具だった時代から、ファッションへと変化してきた。さらにこれからの時代は、メガネはセルフケアや健康習慣に欠かせないガジェットという位置付けになりそうだ。

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