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渋谷パルコ内で五感をシャッフル!進化系タイ料理と厳選ヴィンテージめぐり

  • 2021.11.15
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出典:シティリビングWeb

野菜を食べて健やかに、ファッションを通じて気持ちもハッピーになれるような「野菜×おしゃれ」のポジティブな関係を、みなさんにお伝えしていく連載【「野菜×おしゃれ」で健やかビューティー】。第17回は、東京・渋谷のタイ料理レストラン「CHOMPOO(チョンプー)」と、同じ渋谷パルコ内にあるセレクトヴィンテージショップ「GRIMOIRE(グリモワール) 渋谷PARCO店」です。

◆CHOMPOO(チョンプー)

出典:シティリビングWeb

渋谷パルコのレストランは地下1階と4階に集まっていますが、「CHOMPOO(チョンプー)」が店を構えるのは、「PARCO MUSEUM TOKYO」と同じ4階です。オーナーシェフの森枝幹さんは数々の名店で腕を磨いたスターシェフの一人。多彩なレパートリーを持つだけに、こちらはありきたりのタイ料理店ではありません。店名はタイ語で「ピンク色」という意味です。

タイ料理には伝統的なアジア食のイメージがありますが、実はものすごい勢いで進化が続いています。そうした変化を伝えつつ、オリジナルなアレンジも加えているのが「チョンプー」の魅力。フレッシュハーブをたっぷり使い、野菜やスパイスで体にもポジティブな料理を味わえます。

スタイリッシュでアートライクなたたずまいも居心地のよい理由。テーブル席のほか、ボックス席やテラス席も用意されています。

シグネチャー的なメニューは、サラダライスの「カオヤム」です。カオはライス、ヤムは混ぜるという意味。ハーブのバタフライピーと一緒に炊き上げたブルーライスは本当に真っ青。その周りに10種類以上の野菜やハーブを並べ、写真映えも申し分ありません。サバやアユとしっかり混ぜて食べるのがおすすめ。発酵ソースの風味が食欲をそそります。

出典:シティリビングWeb

タイ北部のチェンマイ料理をベースに、クリエイティブなメニューをそろえています。カレー風味のスープに、中太の縮れ麺を絡ませた「カオソーイ」は日本ではなかなか食べる機会の少ない麺料理。タイ伝統菓子のパティシエが作るデザートも味わえます。

ヤムウンセン(春雨サラダ)やベジタリアン対応ガパオなども野菜主体のヘルシーな献立。レモングラスやパクチーなどのスパイスが心地よい発汗を促してくれそう。自然派ワインの品ぞろえも充実しています。各種のお茶やハーブティーが用意されているので、食後はタイ流スイーツとのマリアージュも楽しめます。

CHOMPOO(チョンプー)

住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ パート1 4階

電話:03-6455-0396

営業時間:月火木金 11:30~15:00 17:00~21:00、土日・祝 11:30~21:00

休日:毎週水曜定休、水曜日祝日の場合は火曜休み、その他は施設に準じる

※感染症対策の都合上、営業時間が本来の時間帯から変更になっています。状況に応じてさらに変わる場合があり得ます。事前に店舗へ電話で問い合わせてください

https://shibuya.parco.jp/shop/detail/?cd=025862

◆GRIMOIRE(グリモワール) 渋谷PARCO (パルコ)店

出典:シティリビングWeb

ヴィンテージの人気が一段と高まってきました。誰かの愛着を受け継ぐヴィンテージは、時空を超えたタイムレスなおしゃれにつながります。サステナビリティー(持続可能性)の面からも支持が広がってきました。

「GRIMOIRE(グリモワール) 渋谷PARCO店」は優品がそろっている有名店であるのに加え、ファッションの先端的ショップが集まるパルコ内のショップだから訪ねやすく、ヴィンテージショップに初めて出掛ける場合でもおすすめです。2019年11月に渋谷パルコがグランドオープンした際、グリモワールとしては初めて商業施設内に常設出店しました。

ヴィンテージの魅力を、今の時代感に合わせて表現しているから、スタイリングの納得感が格別。そのまま自分らしい着こなしに生かせます。レトロ感やクラシック気分がロングトレンドになる中、大人女性の間でもヴィンテージアイテムを取り入れる人が増えてきました。

出典:シティリビングWeb

渋谷PARCO店は1920年代のパリのブティックを思わせる、落ち着いたムード。シックな店内には、バイヤーが現地で厳選したヴィンテージアイテムが並べられています。

同じ渋谷には旗艦店「GRIMOIRE 渋谷店」もあります(住所:東京都渋谷区神南1-17-3 神南サンビル2階)。渋谷店は1920年代ニューヨークのアールデコ期のブティックをイメージした内装。特別感に浸りながらヴィンテージアイテムを選ぶ時間を過ごせます。リアル店舗のほかにオンラインショップ「GRIMOIRE ONLINE SHOP」も用意されています。

株式会社Grimoireは2021年10月から、新たにインテリアデザイン事業として「LOART DESIGN OFFICE(ロアートデザインオフィス)」を始めました。それぞれのライフスタイルに合わせた、オーダーメイドのインテリアプランを提案してもらえるサービスです。

出典:シティリビングWeb
出典:シティリビングWeb

時代や地域、文化を超えるヴィンテージは、おしゃれのダイバーシティー(多様性)を象徴するとも言える存在です。手持ちのウエアに、ヴィンテージアイテムを1点、取り入れるだけで、新たな表情やムードを引き出せるから、着こなしレパートリーを広げるうえでも、試す価値が大きくなっています。

GRIMOIRE(グリモワール) 渋谷PARCO (パルコ)店

住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ パート1 4階

電話:03-6416-4563

営業時間:10:00~21:00(施設に準じる)

※感染症対策の都合上、営業時間が本来の時間帯から変更になっています。状況に応じてさらに変わる場合があり得ます。事前に店舗へ電話で問い合わせてください

https://grimoire.jp/

同じ渋谷パルコの、しかも同じ4階に位置しているので、「CHOMPOO」と「GRIMOIRE 渋谷PARCO店」は移動時間ゼロ分で行き来できるという絶好のロケーションにあります。タイの進化系料理と普遍的なヴィンテージ服という、ほとんど正反対のような関係の食とファッションを続けて体験すれば、五感をシャッフルするような気分が味わえそうです。

プロフィール/宮田理江

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター。

多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションなどを幅広く発信。自らのTV通版ブランドもプロデュース。著書に「おしゃれの近道」(学研パブリッシング)ほか。野菜好きが高じて、野菜ソムリエ(日本野菜ソムリエ協会)資格を取得。

https://riemiyata.com/

【「野菜×おしゃれ」で健やかビューティー vol.14】

新橋の野菜たっぷりカレー店と銀座のアメリカンカジュアル・ファッション旗艦店

https://city.living.jp/common/news/1262240

【「野菜×おしゃれ」で健やかビューティー vol.15】

押上の絶景イタリアンレストランとイタリア発プレミアム・カジュアル・ファッション店

https://city.living.jp/common/news/1269827

【「野菜×おしゃれ」で健やかビューティー vol.16】

築地の隠れ家風イタリアンバルと銀座の未来型ショールーミング店

https://city.living.jp/common/news/1275062

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