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冬は電気代が上がりやすい…!?  “光熱費節約”のためにやめてよかったこと5つ

  • 2021.11.14
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冬場はお風呂やキッチンでお湯をつかう機会が増えて、光熱費がグンと上がることも。しかし、寒さや冷たさを我慢して無理に節約しようとすると続かない可能性が。そこで今回は、筆者が「節約のため」にやめてよかったことをご紹介します。お湯の使用を極端に我慢しすぎず、使い方の意識や家電を少し変えることで光熱費の削減を目指していきましょう!

1.お風呂とキッチンの設定温度を一緒にしない

みなさんのお家では、ガスの設定温度を気にしていますか?

筆者宅では、お風呂とキッチンでそれぞれ水を使用する際、お風呂場では40℃、キッチンは32℃とガスの温度を分けて設定しています。できるだけ水を沸かす電力を控えるために意識してやっています。

食器を手で洗うときでも、お風呂の温度より低めの32℃~35℃程度でも、十分に油汚れなどは落とせるんですよ。

2.お湯を出しっぱなしで洗い物をしない

光熱費を削減するためには、お湯の使用量に気をつけることが最も大切だと考えています。

寒い時期は油汚れが固まって落ちにくくなるため、食器を洗う際はお湯を使う機会も増えがちですよね。なので汚れが酷いものは、ウエス(雑巾)やティッシュで先に油汚れをしっかり拭き取ってから、「水+洗剤」につけて汚れを浮かしています。それから洗剤で洗って、すすぐときのみお湯を使うだけでも、落ちにくい油汚れをすっきりとキレイに洗えます。

最初からずっとお湯を出しっぱなしにせず、最後すすぐときだけお湯を使うようにしてみましょう。ちょっとしたことでもこまめに調整するだけで、光熱費を抑えることができますよ。

3.ガスコンロの汚れを放置しない

拭きこぼれなどのガスコンロ周りの汚れを放置すると、点火不良や不完全燃焼がおこり、燃焼効率が悪くなってしまう可能性もあります。調理後の温かいうちに汚れを拭き取ること、バーナーの目詰りをこまめに掃除しておくことも、効率よくガスを使うための大事なポイントです。

調理時のガス節約ポイントは、以下3つ。
・コンロの火を鍋からはみ出さないよう中火にする
・鍋の底の水分をしっかり拭き取る
・コンロの余熱があるうちに次の調理をすすめ、連続して同じコンロを使う

これらのポイントを意識したことで、熱効率がよくなったと筆者は感じています。細かいことですが、続けていくうちに自然と習慣になっていくので、ぜひ実践してみてください。もし、調理後に汚れを拭き取る際は、やけどに気を付けてくださいね。

4.やかんでお湯を沸かさない

寒い季節は、暖かいものを飲む機会が増えますね。筆者はやかんを持っておらず、電気ケトルを使用しています。少量の水を沸かす際には電気ケトル、お湯をたくさん必要とする場合は鍋に蓋をして沸かすよう使い分けています。電気ケトルは飲みたいとき短時間で沸くので使い勝手がよく、沸騰したら電源がすぐに切れるため、目を離していても安全です。

料理でお湯を使う場合も、コンロをふさぐことなく素早くお湯を用意でき、熱くなったやかんの置き場所を考える必要もありません。ですが、電気ケトルは消費電力が大きいので、ムダに多くの量を沸かしすぎないよう、必要な量だけ沸かすようにしましょう。

5.注水式湯たんぽをやめた

冬は寝室や布団の中が冷たくて、いざ寝ようとしてもなかなか寝つけない…なんてことはありませんか? 湯たんぽを使って布団の中を暖めておくと、冷えた足元があっという間に温まり、寝つきがとてもよくなります。布団の中は朝までほんのりと暖かく、ぐっすり熟睡ができるのでおすすめです!

以前はゴム製の湯たんぽを使用し、寝る前にやかんで沸かしたお湯をいれて布団の足元に置いていました。しかし、やかんを手放したタイミングで、充電式の蓄熱電気湯たんぽに買い替えてみました。電気湯たんぽは、10分程度の充電で6~8時間保温が可能。1回の充電も約2.5円ほど。

たっぷりのお湯を用意して、やけどしないよう慎重に湯たんぽに入れる作業は意外に手間だったので、とても便利になりました。ふわふわのカバーも心地よく、一度使うと手放せなくなる冬場のお気に入りアイテムです。

日頃の行動や家電を変えてみることで、寒さや冷たさを我慢したり無駄に頑張りすぎたりせず、少しずつ光熱費の節約に繋げることもできます。メリハリをつけて効率よくガスや電気を使用して、暖かさと便利さ、そしてエコな生活を両立していけるよう、試してみてくださいね。

みやがわのぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころも かろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani

文/みやがわのぞみ

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