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ハーゲンダッツ、ベン&ジェリーズ…日本から消えたファストフード店4選

  • 2021.11.14
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「大好きだったファストフード店が日本から消えてしまい残念な思いをした」という方も多いでしょう。人気があると思っていたのに消えていったファストフード店。その理由は何なのでしょうか。4点をピックアップしてみていきます。

■ダンキンドーナツ

ダンキンドーナツは、30ヵ国以上に店舗を展開する大手のドーナツチェーンです。1948年にアメリカで創業し、1970年に日本に進出しました。しかし1998年には日本から撤退しています。

その理由の一つはミスタードーナツの存在です。ミスタードーナツは日本市場にマッチした商品の投入や積極的なキャンペーンを展開しています。一方、ダンキンドーナツは積極的なマーケティングを行わず競争に敗れていったようです。

■ハーゲンダッツ

アイスクリームのハーゲンダッツも2013年に日本での店舗運営を終了しています。撤退理由としては、ハーゲンダッツの認知度が広まり、人件費がかからないコンビニやスーパーのみで販売したほうが利益率はいいことによるようです。小売での販売は好調です。

■BEN&JERRY’S(ベン&ジェリーズ)

アメリカ発のアイスクリームブランドBEN&JERRY’Sも2020年1月に最後の店舗ららぽーと豊洲が日本から撤退しました。日本には2012年に表参道ヒルズに店舗ができ、連日行列ができていました。しかし、日本国内での生産の目途がたたず事業終了を決定したようです。

■デイリークイーン

デイリークイーンも2004年に日本から撤退しました。アイスクリームショップのデイリークイーンは、最盛期には国内300店舗を展開し、サーティーワンアイスクリームと肩を並べるほどでした。最後の店舗は鳥羽にあり、デイリークイーンが撤退後もデイリーキングと名前を変えて自主営業をしていましたが、2020年には閉店しました。

■突然の撤退もあるが再上陸することも

ファストフード店といえば、いつでもどこでも食べられる味というイメージがありますが、このように突然日本から撤退してしまうこともあります。食べられるときに存分に楽しんでおいた方がいいかもしれませんね。ただタコベルやウェンディーズのように再上陸する可能性もあります。

文・勝目麻希

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