1. トップ
  2. グルメ
  3. 江戸時代の街並みが残るレトロな城下町、大分県・竹田でのんびり1泊2日旅

江戸時代の街並みが残るレトロな城下町、大分県・竹田でのんびり1泊2日旅

  • 2021.11.13
  • 1264 views

江戸時代に岡藩の城下町として栄えた大分県竹田市。JR豊後竹田駅のそばには、武家屋敷や石畳など、往時を感じる街並みが残っています。中心部には、当時から続く老舗から歴史ある建物を再生したカフェやホステルまで、新旧の魅力を感じるスポットが点在。山々に囲まれた閑静な城下町・竹田を、1泊2日でのんびりめぐってみませんか?

江戸時代の街並みが残るレトロな城下町、大分県・竹田でのんびり1泊2日旅
江戸時代の街並みが残るレトロな城下町、大分県・竹田でのんびり1泊2日旅
ご当地野菜の創作イタリアン「Kana's kitchen at Recad」
江戸時代の街並みが残るレトロな城下町、大分県・竹田でのんびり1泊2日旅
古材を活用して造られたという店は、使い込まれた木の風合いがレトロ感な雰囲気

城下町の一角にあるイタリアンレストラン「Kana's kitchen at Recad」。全国各地の畑のそばにあるレストランで修行し、自身も野菜作りをしていたという経験を持つ松岡かなさんが腕をふるうお店です。食材を仕入れる近隣の契約農家には自らも足を運び、農家と連携をとりながら顔の見える食材を選んでいるのだそう。

江戸時代の街並みが残るレトロな城下町、大分県・竹田でのんびり1泊2日旅
前菜5種とパスタ、自家製フォカッチャが付くCコース(1650円)。写真はコリンキーや地きゅうり、ハーブなどの前菜と、エノハのコンフィを使ったパスタ

野菜のほか竹田の湧水を使ったスープ、長湯温泉の温泉水で茹でるパスタなど、地元の恵みをふんだんに生かした創作イタリアンを提供しています。おすすめは、野菜や奥豊後豚、川魚など、自然豊かな竹田の恵みを彩り豊かな前菜やパスタで楽しめるコース料理。温泉水で茹でることでもちもちとした食感になるというパスタは絶品です。

ホステルの1階にあるベーカリー「かどぱん」
江戸時代の街並みが残るレトロな城下町、大分県・竹田でのんびり1泊2日旅
木のぬくもりを感じるカフェスペース

ホステルの1階に併設されているベーカリー「かどぱん」。そこから車で30分ほどの山間にある人気のカフェ「キッチンうすだ」の2号店です。毎朝本店から運ばれる焼きたてパンを購入できます。パンを作る臼田さんは東京で30年以上修行し、自然環境の良さに惹かれて大分県に移住。九州産の小麦や地元の名水など、上質な素材を生かしたパン作りを心がけています。

江戸時代の街並みが残るレトロな城下町、大分県・竹田でのんびり1泊2日旅
コーヒーなどドリンクと一緒にイートインも可能(右)、かぼすサブレ(左上)、入り口にかかる白い暖簾が目印(左下)

店内には自家製酵母のハード系パンから、カレーパンやあんぱんなど町の人に愛される定番の惣菜パンまで、季節に合わせて変わるパンがそろいます。パンのほかに、地元名産のかぼすとサフランを使った爽やかな味わいのかぼすサブレ(810円)も人気。竹田にゆかりのある歌曲「荒城の月」から月をモチーフに作られたフォルムがかわいくて、おみやげにもおすすめです。

古民家のリノベーションホステルへお泊まり
江戸時代の街並みが残るレトロな城下町、大分県・竹田でのんびり1泊2日旅
宿泊者が自由に使える庭園に面した談話室。一枚板のテーブルや昔の木箱など、古道具や古材を生かしたインテリアが見られる

街の散策を楽しんだら、築80年以上の古民家を改装した「たけた駅前ホステルcue」へチェックイン。「古くなったものに再び価値を」というコンセプトのもと、残されていた古材や家具などを生かしてリノベーションされたホステルです。巨岩を配する庭園やゆらめきのあるガラスの格子窓など、古き良き日本家屋の良さが感じられます。

江戸時代の街並みが残るレトロな城下町、大分県・竹田でのんびり1泊2日旅
1泊素泊まりドミトリー3850円〜、個室5500円〜、朝食700円、藍染のがま口(左上・1650円〜)

客室は小窓のある秘密基地のようなドミトリーや古物を生かしたアンティーク調の個室など、シンプルながら遊びのある空間。1階には居心地のいい談話室やカフェ利用できるベーカリーを併設し、思い思いのひとときを過ごせます。談話室の一角では、地元作家の作品や環境にやさしい素材で作られた商品などオリジナルアイテムも販売しているので、チェックしてみてくださいね。

竹田銘菓を買いに老舗和菓子店「但馬屋老舗」へ
江戸時代の街並みが残るレトロな城下町、大分県・竹田でのんびり1泊2日旅
古い土瓦や江戸時代からの幔幕などが残る建物

翌日はおみやげを買いに、城下町の一角にある老舗和菓子店「但馬屋老舗」へ。1804(文化元年)年に旧岡藩御用達として創業したこのお店は、大分県で最も古いといわれる和菓子舗です。祖母山麓より流れる名水をはじめ、厳選した上質な素材と伝承される道具を使い、昔と変わらない製法でお菓子を作り続けています。

江戸時代の街並みが残るレトロな城下町、大分県・竹田でのんびり1泊2日旅
「こいかぼす」(左上・1080円)、「荒城の月」「三笠野」(左下・3個入各610円)、「MOTHER OF MARCY」(右・1620円)

お店を代表する竹田銘菓が、旧岡藩主に献上していた「荒城の月」と「三笠野」です。黄身あんをあわ雪で包んだ「荒城の月」は、とろけるような食感。自家製のこしあんを薄皮に包んだ「三笠野」は、しっとりとした食感と上品な甘さが特徴です。

さらに、美術家ミヤケマイさんと共同開発したミルク味の落雁「MOTHER OF MARCY」や特産のカボスを羊羹に閉じ込めた「こいかぼす」など、新しいお菓子も誕生。パッケージもかわいくて、自分用にも贈り物にも買いたくなる商品がそろっています。

銭湯を改装したギャラリーレストラン
江戸時代の街並みが残るレトロな城下町、大分県・竹田でのんびり1泊2日旅
銭湯時代の男湯と女湯の仕切りを生かしたカウンター席などおもしろい造りが見られる1Fと絵画などが展示されるギャラリーになっている2F

ランチには、1981(昭和56)年まで使用されていた銭湯を改装したギャラリーカフェへ。当時のタイルや看板などを残したレトロな空間で食事が楽しめます。竹田の版画家や日本画家の作品が展示されるギャラリーは鑑賞無料。銭湯の前は江戸時代から使われていた米蔵だったという建物は、200年以上の時代の変化を感じられる貴重な建物です。

江戸時代の街並みが残るレトロな城下町、大分県・竹田でのんびり1泊2日旅
季節の食材を盛り込んだ種類豊富な小鉢が並ぶ季節の小鉢セット(1500円)

ランチメニューはうどんに、10種以上の手作り小鉢とデザートが付くボリュームのある季節の小鉢セット。自家製の手打ちうどんは、つるんとのどごしがよく、野菜を中心にした小鉢は体にやさしい味わいです。

江戸時代の街並みが残るレトロな城下町、大分県・竹田でのんびり1泊2日旅
抹茶と季節のデザート

さらに、その後に出てくるのが抹茶と季節で変わるデザート。すっきりした味わいの抹茶と、甘さ控えめのデザートとのバランスがよく、食後にぴったりです。

竹田には、城下町の名残を感じる歴史あるお店から、古い建物をリノベーションしたおしゃれなお店まで、多彩なお店が点在しています。新旧の魅力が混在する城下町を散策してその魅力にふれてみてくださいね。

元記事で読む